アメリカ選手権2011 Round 13: Brandon Nelson vs. Christian Valenti
アメリカ選手権2011 Round 13: Brandon Nelson vs. Christian Valenti
アメリカ選手権2011 Round 13: Brandon Nelson vs. Christian Valenti
青赤《欠片の双子/Splinter Twin(ROE)》vs青白カウブレードです。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/usnat11/day2#12

-前口上は飛ばします-

Game1
後攻のChristianはフェッチランドを砕き《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》を唱え、Brandonから即座に困った表情を引きだした。Christianの2ターン目は《定業/Preordain(M11)》だったがこれはBrandonの《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》とお見合いする、そして攻撃はせず《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》を立たせて相手のエンド時にクリーチャーを焼き殺す用に残す。

3ターン目の《思案/Ponder(M12)》は《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》を見つけ出し、即座にChristianの庭を埋める。その一方でBrandonは土地を置く事に時間をかけるが--そうしてる間にも更なる《思案/Ponder(M12)》とフェッチランドがChristianから出される。Brandonは《機を見た援軍/Timely Reinforcements(M12)》を唱えChristianはターン終了時にトークンの内1体を《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》で焼き殺す。

Christianは《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》と《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》(キッカー込み)で援軍達を削り落す。色々なやりとりがあったが最終的に(ターン終了時に)Christianは《詐欺師の総督/Deceiver Exarch(NPH)》を瞬速で唱え、Brandonの4つの土地の1つを寝かせる。

Christian「(詐欺師唱えたけど)そっちのターンは終了…で良いよね?」

とChristianは聞く。

Brandonはターンを終了したが、それは彼がまだ死んだというわけではない。Christianが《欠片の双子/Splinter Twin(ROE)》を唱えた時最後の青マナを使いながら《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》を合わせる。

Christian「(そっちの)手札4枚だっけ?」

とChristianは聞き。

Brandon「5枚だよ…」

とBrandonは答える。

Christianは《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》の2マナを支払う。Brandonは《四肢切断/Dismember(NPH)》を唱えるがChristianは《払拭/Dispel(WWK)》を持っていた。だがBrandonは更なる《四肢切断/Dismember(NPH)》を持っていたのだ。

Christian「攻撃して1点、」

とChristianは顔をしかめながら《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》をレッドゾーンに送る。

Brandonは《審判の日/Day of Judgment(M12)》を唱え《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》と1対1交換を取る。

《貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Vision(NPH)》がChristianの場に現れゆくゆくはゲームに勝つ為に2枚のコンボパーツのいずれかを掘リ出せればと願う。彼に沢山の時間が残されていたわけではない、Brandonは《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》がありChristianのライフを削る準備が出来ていたからだ。彼は2枚目の《貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Vision(NPH)》を置き、Brandonのターン終了時に2枚目の《貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Vision(NPH)》を対象に《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》を唱える。2つの祭殿の誘発型能力がスタックに乗るが、Brandonは《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》を《マナ漏出/Mana Leak(M11)》する事に決める。

Christianは最終的に《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》によってライフが2にまで落ち込むも《貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Vision(NPH)》の上に乗っかっているカウンターはそれぞれ5と3だ。Brandonは決断を迫られる、マナをChristianを殺す(列柱の)為に使うのかそれとも消極的なゲーム運びを行い守りにマナを使うのか。

Christian「君はただ攻撃すればいいだけ、」

とChristianは駆り立てる。

Christian「今殺らなきゃいけないんだ、そうだろう?」

Brandonはため息をつき列柱をクリーチャー化する。

Christian「君のその列柱はクリーチャー化したんだよね?」

とChristianと聞き、

Brandon「攻撃しても良い?」

とBrandonは答える。

Christian「そいつは容認できないなぁ」

とChristianは答えるも列柱を止める為には山札の上に助けを求めなければいけなかった。Brandonは2マナ構えている。Christianは《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》を《貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Vision(NPH)》に唱え両方能力を誘発させる。(カウンターが乗った後対象を取られた方の祭殿を生け贄に捧げ)彼は山札の上4枚を掘り下げ見る事で自身の《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》をフィズらせる。彼は無事《詐欺師の総督/Deceiver Exarch(NPH)》を見つけ出しコレを唱え、《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》を寝かせる。コレでBrandonに残されたマナは1つ。

Christianは手札から《欠片の双子/Splinter Twin(ROE)》を見せる。Brandonは《四肢切断/Dismember(NPH)》を唱えるが《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》がコレを弾きChristianを守った。

Brandon Nelson 0-1 Christian Valenti

Game2
Christian「最初の双子が失敗するとは思わなかったよ。」

とChristianは1ゲーム目を振りかえる。

Christian「2枚の《四肢切断/Dismember(NPH)》完備だって?なんつー異常事態だよ!」

Christianは後手スタートの2ゲーム目を1ターン目《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》→2ターン目《貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Vision(NPH)》と動くが祭殿は《マナ漏出/Mana Leak(M11)》される。

Christian「直対するよりも(サーチを)打ち消す価値はあるかもね。」

とChristianはため息をつく。

《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》がBrandonの3ターン目に降り立ち、彼だけにカードをもたらす。Christianは《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》と残った3マナ目で《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》を殺す前に、2枚の《定業/Preordain(M11)》を使い山札を掘る。今度はBrandonが《定業/Preordain(M11)》で山札を掘る番で《呪文滑り/Spellskite(NPH)》を出してターンを終了した。次のターン彼は《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》を唱え残り全ての鷹をリクルートする。

Christianは2枚目の《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》を唱え、Brandonが《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》を仕向けたタイミングで《呪文滑り/Spellskite(NPH)》を葬りさった。Brandonは《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》を仕事に取りかからせChristianに《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》で撃ち落とさせるよう仕向ける。彼らは長いゲームを続ける事になるが不可避な《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》に直面したChristianは《詐欺師の総督/Deceiver Exarch(NPH)》を引っ張り出されてしまう(だが手札に《欠片の双子/Splinter Twin(ROE)》が無い)。彼は勇敢にも《詐欺師の総督/Deceiver Exarch(NPH)》と《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》×2でダメージレースを仕掛けBrandonの20点有るライフを削りに行くが《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》とのダメージレースでは分が悪すぎた。

Brandon Nelson 1-1 Christian Valenti

Game3
彼らに残された時間は10分たらずしか無く、シャッフル中にもゲームを決める事にできる手札が来るように願う。Brandonの繰り出すカードはChristianのプランを挫折させる、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》が攻撃を加えながら3ターン目《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》そして4ターン目《呪文滑り/Spellskite(NPH)》+《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》で更なる鷹の部隊を呼び出す。Christianは手札に溢れんばかりのカードが有り、それらは盤面を打開できるポテンシャルを持っていたが残念な事に青マナソースの数が少なく上手く動けない-そして青マナを見つけ出す為の時間もそれほど残されていなかった。

終了のコールがされたのは丁度Brandonの航空部隊がきっちり倒し切るに必要なダメージを与えるタイミングだった。そしてそれはナショナルで優勝する為の必要な一歩であり、世界選手権の為の一歩であり、そしてフィラデルフィアの招待を目指した一歩だった。

Brandon Nelson 2-1 Christian Valenti

コメント

みつひで
2011年8月18日10:26

ぶつぶつ系とキレ系はもっとランク高い

D
2011年8月18日12:26

流石元祖キレ×ぶつ系デュエリストの言う事は違うなぁ。

ぶつぶつ系は気持ち悪いけど無視すればOK

キレ系はジャッジ呼べばOK

って基準で考えてた。念能力の系統別バランス表みたいな六角形のグラフが欲しいかもね。
D

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