青白コンvs白単鋼です。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/usnat11/day1#1
「おはよう、紳士諸君!」と私は快活に挨拶したが、2人の出場選手が2回戦目の席に着こうとした時に、私はまだカメラの準備をしていて下を向いたままだったので両プレイヤーが憂鬱そうな顔をしているのに気が付かなかった。
「なあアンタ、俺達が1回戦目で負けたって知ってるんだろ?」とため息交じりにRietzlは言う。
両プレイヤーはこのイベントに来た理由は貴重な世界選手権に出る為のプロポイントを拾いに来たのは彼らの両目が語っている。パリのファイナルズに残った事と同時にグランプリパリのテーブル席に座っていた事で-Rietzlは今年のPOYレースのトップ10に食い込んでる。実際10日間の内に行われる残り2つのプロツアーのホールで有名なコミュニティのメンバーの一人としては(Rietzlはchannelfireballの一員)世界選手権のチームのメンバーを誕生させる上で意見を述べる事の出来る-もしくはこれから再具申の為の投票権を得る機会になる。この事はMTGにおいて自分の生まれた赤ちゃんの手を握りキスをする行為と同等の価値がある。(訳注:自分のPOYとCFBのメンツがかかってるんだから必死って事)
AlexにとってプロポイントはRietzlよりもっと重要だ。Star City Gamesのコラムニスト達はまだ今年のPOYレースのボードに名前が載っていないのだ(AlexはStar City Gamesのコラムニスト)-このボードに名前が載っているのは今シーズン10ポイント以上持っている者だけで-まだ今シーズン2回しか行われていないプロツアーでわずかしか与えられないポイントの中で得た強豪達だ。
ナショナルズのような大きな大会で1回戦目を負けるという事は、残される望みは相対的に不慣れな0-1ラインのプレイヤー達にペアリングされコレをフルボッコにしてTOP8の軌道に戻る事である。(訳注:サブマリン方式が取れるって事でまだチャンスがある。)両者が2回戦目のペアリングボードに目を通した時見知った名前がそこには有った。
Rietzl「【おはよう、紳士諸君!】って俺言った方が良いの?」
Rietzl「1999年の世界選手権以来構築では勝った事無いんだけど…」
と顔をしかめて言う。
Alex「誰かさんによるとアンタの方にオッズが傾いてるようだよ」
とサイコロでとても小さい数字を出したAlexが、Rietzlにサイコロを差し出しながら言う。
Rietzl「アンタと同じ数字が出たわ(笑)」
と結局2度目の賽振りで勝ったRietzlが言う。
Game1
Rietzlは《平地/Plains(M10)》と《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》から捻出したマナの《磁器の軍団兵/Porcelain Legionnaire(NPH)》からゲームを開始した-それは彼が白単鋼をプレイしているという事だ。Alexは名称を変更できるエンチャントにも関わらず《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》を《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》を差し置いて《平地/Plains(M10)》に付ける。Rietzlは《大霊堂のスカージ/Vault Skirge(NPH)》と《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》をチームに追加する。Westはただ《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》を追加してターンを返すのみ。
Rietzlは2体目となる《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》を呼び出そうとするがコレは《マナ漏出/Mana Leak(M11)》されてしまう。Rietzlは第1メインで場の《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》に白マナをつぎ込み合計6点のダメージを与える。Westの《審判の日/Day of Judgment(M12)》が盤面の脅威を片づけるが、Rietzlは《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》と《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》両方を起動してアタックするマナが有り、2点と1毒を与えて更に2枚目の《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》をセットする。
Westのデッキは生き残る為にガチャガチャと動き出し始めた、《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》をX=1で唱えてからの《忘却の輪/Oblivion Ring(M12)》で《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》を取り除く。Rietzlは保険の(第2)案を実行に移す、2体の《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》を起動しWestに攻撃を仕掛ける。Westは通常マナで《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》を払いながら《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》をX=2に増殖する。Rietzlは《呪文滑り/Spellskite(NPH)》を唱えたが、マナがカツカツだった為このターンは1毒しか与える事が出来なかった。
West(訳注:原文ではRietzlになってるんだけど鋼は《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》をプレイしないのでミスだと思われる。)は2枚目の《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》をX=1で唱えてから《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》を追加する。Rietzlは盤面を見てしかめっ面をするが彼にはまだプランが残されていた。彼はアップキープに2体の《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》を起動しドローする前に《急送/Dispatch(NPH)》を《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》に唱える。彼は更なる毒をこのターン与える事になる。Westは感染速度を遅くする為、2体の蛾の内1枚を《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》で無効化する。彼は更なる《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》を通常マナで唱え、その後3枚目の《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》X=1を生成する。
Rietzlは《鍛えられた鋼/Tempered Steel(SOM)》を着地させようと目論むもコレは《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》とお見合いしてしまう。彼の蛾は6つ目となる毒を与える事になる。Westは《島/Island(ALA)》とX=3の《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》を寝かせ3度目となる《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》を唱える。彼は《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》を起動するマナを残して《呪文滑り/Spellskite(NPH)》をけん制するがRietzlのターンに2枚目の《鍛えられた鋼/Tempered Steel(SOM)》を唱えられた為コレを《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》したのでマナを消費してしまう。Rietzlは7つ目の毒を与える事に成功するも-彼は眉をひそめ苦しんでいるようだ。-Westはやっと《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》を見つけ出す。彼は2体の《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》で殴りターンを返す。
Rietzlも3度目の正直となる《鍛えられた鋼/Tempered Steel(SOM)》が通り《大霊堂のスカージ/Vault Skirge(NPH)》と《信号の邪魔者/Signal Pest(MBS)》を追従させる。Westは《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》をターン終了時に(《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》)で殺し、自分のターンに《審判の日/Day of Judgment(M12)》で全てをなぎ払う。更に4枚目となる《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》を唱え彼の《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》の上に有るカウンターはX=5,4,3にそれぞれ成長する。盤面に追加された《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M11)》はRietzlにとって投了するには十分で盤面に有る2枚の《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》を横にずらし、苛立ち顔にしわを寄せながらサイドボードに手を伸ばした。
Alex West 1-0 Paul Rietzl
Game2
Rietzlの初動は《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》からでWestは《鋼の監視者/Steel Overseer(M11)》を《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》する所から始まる、プロツアーアムステルダムのチャンピオン(Rietzl)が3枚目の土地が置けないお陰で2点のダメージを喰らわないで済んだ。Westは次のターンに2枚の《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》を唱え更に次のターンライフを16にしながらΦマナで《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》を唱え「増殖」によってマナを加速させる、その間Rietzlは《メムナイト/Memnite(SOM)》と《信号の邪魔者/Signal Pest(MBS)》を追加するのみ。
Rietzlは5点のダメージを与える盤面を構築したが未だマナスクリューには悩まされている。その一方で、Westは豊潤なマナで世界を構築していて《定業/Preordain(M11)》で→《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M11)》を見つけ出す。彼は《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》を《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》で取り除いてから《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M11)》を唱えた。Rietzlは1枚を残してサイドアウトした《急送/Dispatch(NPH)》が欲しかったが今は手札に無かったので、肩をすくめながら「OK」と言い2枚目の《信号の邪魔者/Signal Pest(MBS)》を追加する。
Westは攻撃で9点のダメージを与えてから《平地/Plains(M10)》を《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》して《信号の邪魔者/Signal Pest(MBS)》を《失脚/Oust(ROE)》した。Rietzlは頷いた後リザルトスリップに結果を書きこんだ。
Alex West 2-0 Paul Rietzl
試合後
我々は試合後に何故彼が青白でコントロールを使うようになったか聞いて見た。
West「俺は新しいバージョンのカウブレードが好きじゃないんだ。」
West「剣に全てを賭けるタイプのデッキより他のもっと良いカードにその対価を払いたいね。周りの友達は皆俺のデッキを子供が作ったコントロールデッキのようだと茶化すんだ。前のラウンドでは5ターン目に《取り消し/Cancel(M11)》バックアップのもと《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》を唱えたんだぜ?」
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/usnat11/day1#1
「おはよう、紳士諸君!」と私は快活に挨拶したが、2人の出場選手が2回戦目の席に着こうとした時に、私はまだカメラの準備をしていて下を向いたままだったので両プレイヤーが憂鬱そうな顔をしているのに気が付かなかった。
「なあアンタ、俺達が1回戦目で負けたって知ってるんだろ?」とため息交じりにRietzlは言う。
両プレイヤーはこのイベントに来た理由は貴重な世界選手権に出る為のプロポイントを拾いに来たのは彼らの両目が語っている。パリのファイナルズに残った事と同時にグランプリパリのテーブル席に座っていた事で-Rietzlは今年のPOYレースのトップ10に食い込んでる。実際10日間の内に行われる残り2つのプロツアーのホールで有名なコミュニティのメンバーの一人としては(Rietzlはchannelfireballの一員)世界選手権のチームのメンバーを誕生させる上で意見を述べる事の出来る-もしくはこれから再具申の為の投票権を得る機会になる。この事はMTGにおいて自分の生まれた赤ちゃんの手を握りキスをする行為と同等の価値がある。(訳注:自分のPOYとCFBのメンツがかかってるんだから必死って事)
AlexにとってプロポイントはRietzlよりもっと重要だ。Star City Gamesのコラムニスト達はまだ今年のPOYレースのボードに名前が載っていないのだ(AlexはStar City Gamesのコラムニスト)-このボードに名前が載っているのは今シーズン10ポイント以上持っている者だけで-まだ今シーズン2回しか行われていないプロツアーでわずかしか与えられないポイントの中で得た強豪達だ。
ナショナルズのような大きな大会で1回戦目を負けるという事は、残される望みは相対的に不慣れな0-1ラインのプレイヤー達にペアリングされコレをフルボッコにしてTOP8の軌道に戻る事である。(訳注:サブマリン方式が取れるって事でまだチャンスがある。)両者が2回戦目のペアリングボードに目を通した時見知った名前がそこには有った。
Rietzl「【おはよう、紳士諸君!】って俺言った方が良いの?」
Rietzl「1999年の世界選手権以来構築では勝った事無いんだけど…」
と顔をしかめて言う。
Alex「誰かさんによるとアンタの方にオッズが傾いてるようだよ」
とサイコロでとても小さい数字を出したAlexが、Rietzlにサイコロを差し出しながら言う。
Rietzl「アンタと同じ数字が出たわ(笑)」
と結局2度目の賽振りで勝ったRietzlが言う。
Game1
Rietzlは《平地/Plains(M10)》と《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》から捻出したマナの《磁器の軍団兵/Porcelain Legionnaire(NPH)》からゲームを開始した-それは彼が白単鋼をプレイしているという事だ。Alexは名称を変更できるエンチャントにも関わらず《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》を《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》を差し置いて《平地/Plains(M10)》に付ける。Rietzlは《大霊堂のスカージ/Vault Skirge(NPH)》と《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》をチームに追加する。Westはただ《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》を追加してターンを返すのみ。
Rietzlは2体目となる《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》を呼び出そうとするがコレは《マナ漏出/Mana Leak(M11)》されてしまう。Rietzlは第1メインで場の《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》に白マナをつぎ込み合計6点のダメージを与える。Westの《審判の日/Day of Judgment(M12)》が盤面の脅威を片づけるが、Rietzlは《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》と《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》両方を起動してアタックするマナが有り、2点と1毒を与えて更に2枚目の《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》をセットする。
Westのデッキは生き残る為にガチャガチャと動き出し始めた、《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》をX=1で唱えてからの《忘却の輪/Oblivion Ring(M12)》で《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》を取り除く。Rietzlは保険の(第2)案を実行に移す、2体の《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》を起動しWestに攻撃を仕掛ける。Westは通常マナで《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》を払いながら《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》をX=2に増殖する。Rietzlは《呪文滑り/Spellskite(NPH)》を唱えたが、マナがカツカツだった為このターンは1毒しか与える事が出来なかった。
West(訳注:原文ではRietzlになってるんだけど鋼は《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》をプレイしないのでミスだと思われる。)は2枚目の《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》をX=1で唱えてから《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》を追加する。Rietzlは盤面を見てしかめっ面をするが彼にはまだプランが残されていた。彼はアップキープに2体の《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》を起動しドローする前に《急送/Dispatch(NPH)》を《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》に唱える。彼は更なる毒をこのターン与える事になる。Westは感染速度を遅くする為、2体の蛾の内1枚を《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》で無効化する。彼は更なる《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》を通常マナで唱え、その後3枚目の《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》X=1を生成する。
Rietzlは《鍛えられた鋼/Tempered Steel(SOM)》を着地させようと目論むもコレは《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》とお見合いしてしまう。彼の蛾は6つ目となる毒を与える事になる。Westは《島/Island(ALA)》とX=3の《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》を寝かせ3度目となる《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》を唱える。彼は《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》を起動するマナを残して《呪文滑り/Spellskite(NPH)》をけん制するがRietzlのターンに2枚目の《鍛えられた鋼/Tempered Steel(SOM)》を唱えられた為コレを《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》したのでマナを消費してしまう。Rietzlは7つ目の毒を与える事に成功するも-彼は眉をひそめ苦しんでいるようだ。-Westはやっと《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》を見つけ出す。彼は2体の《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》で殴りターンを返す。
Rietzlも3度目の正直となる《鍛えられた鋼/Tempered Steel(SOM)》が通り《大霊堂のスカージ/Vault Skirge(NPH)》と《信号の邪魔者/Signal Pest(MBS)》を追従させる。Westは《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》をターン終了時に(《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》)で殺し、自分のターンに《審判の日/Day of Judgment(M12)》で全てをなぎ払う。更に4枚目となる《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》を唱え彼の《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》の上に有るカウンターはX=5,4,3にそれぞれ成長する。盤面に追加された《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M11)》はRietzlにとって投了するには十分で盤面に有る2枚の《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》を横にずらし、苛立ち顔にしわを寄せながらサイドボードに手を伸ばした。
Alex West 1-0 Paul Rietzl
Game2
Rietzlの初動は《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》からでWestは《鋼の監視者/Steel Overseer(M11)》を《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》する所から始まる、プロツアーアムステルダムのチャンピオン(Rietzl)が3枚目の土地が置けないお陰で2点のダメージを喰らわないで済んだ。Westは次のターンに2枚の《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》を唱え更に次のターンライフを16にしながらΦマナで《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》を唱え「増殖」によってマナを加速させる、その間Rietzlは《メムナイト/Memnite(SOM)》と《信号の邪魔者/Signal Pest(MBS)》を追加するのみ。
Rietzlは5点のダメージを与える盤面を構築したが未だマナスクリューには悩まされている。その一方で、Westは豊潤なマナで世界を構築していて《定業/Preordain(M11)》で→《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M11)》を見つけ出す。彼は《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》を《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》で取り除いてから《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M11)》を唱えた。Rietzlは1枚を残してサイドアウトした《急送/Dispatch(NPH)》が欲しかったが今は手札に無かったので、肩をすくめながら「OK」と言い2枚目の《信号の邪魔者/Signal Pest(MBS)》を追加する。
Westは攻撃で9点のダメージを与えてから《平地/Plains(M10)》を《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》して《信号の邪魔者/Signal Pest(MBS)》を《失脚/Oust(ROE)》した。Rietzlは頷いた後リザルトスリップに結果を書きこんだ。
Alex West 2-0 Paul Rietzl
試合後
我々は試合後に何故彼が青白でコントロールを使うようになったか聞いて見た。
West「俺は新しいバージョンのカウブレードが好きじゃないんだ。」
West「剣に全てを賭けるタイプのデッキより他のもっと良いカードにその対価を払いたいね。周りの友達は皆俺のデッキを子供が作ったコントロールデッキのようだと茶化すんだ。前のラウンドでは5ターン目に《取り消し/Cancel(M11)》バックアップのもと《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》を唱えたんだぜ?」
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