アメリカ選手権2011 Round 1: Feature Match – Ari Lax vs. David Sharfman
アメリカ選手権2011 Round 1: Feature Match – Ari Lax vs. David Sharfman
アメリカ選手権2011 Round 1: Feature Match – Ari Lax vs. David Sharfman
青赤純正双子vs青緑黒《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》です。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/usnat11/day1#0

今いるこの神聖なホールはIndianapolis Convention Centerだ、私が大真面目に言いたいのは、すばらしいイベントで(広い)会場が埋め尽くされているという事だ!ここGen Conは、ゲームをするには最高の4日間であり数千人の人々が大好きなゲームの時間をお互い共有し合う事になるだろう。今年の目玉イベントの一つであり、勿論読み手側の人達にとっても関心の高い記事であるこのイベント、そうアメリカ選手権2011だ!アメリカで最高のプレイヤー達が集い、競い、狙うのはこの翌年にSan Franciscoで予定しているホームグラウンドで開催される世界選手権のアメリカ代表の座だ。

Game1
最初のラウンドの開幕のゴングが鳴る、そして最高のマッチアップを我々にプレゼントしてくれた-Ari Lax、何度も見かけた事がある顔ぶれで、今年に行われたアトランタのGP Nashville 2010でトップ8に上がった人物である。彼の対戦相手はDavid Sharfman、今年から(プロの海に)漕ぎだす事になった人物で、今年の初頭に開催されたGP ParisとPT Nagoyaで優勝した人物だ。

Sharfmanはマリガンからスタートする事になる、彼のデッキの弱い部分を初手に持ってきてしまった。Laxは《島/Island(ALA)》からスタートする、これは1ターン目のアクションとして一日を通してもっとも人気のあるスタートの1つになるだろう。Sharfmanは一瞬動きが止まるも《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》から《森/Forest(9ED)》を持ってきて《極楽鳥/Birds of Paradise(5ED)》を唱える。その後数ターンはマナ基盤を構築する為に費やされる、両プレイヤーはお互いの戦場に干渉しないようにしているようだ。だがSharfmanが均衡を破りLaxのターン終了時に《詐欺師の総督/Deceiver Exarch(NPH)》を唱えた事で、私の頭の中でバラバラだった欠片が一つにまとまった。Laxは《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》が有ったが、窓を開ける事を許可する。返しにSharfmanから出て来たのは《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》で即座に《極楽鳥/Birds of Paradise(5ED)》を《呪文滑り/Spellskite(NPH)》へと変える、これでLaxの《欠片の双子/Splinter Twin(ROE)》コンボから守るようだ。Laxは未だ土地以外のパーマネントをプレイしていないが、彼の場に《山/Mountain(RAV)》が有る事で熟慮の末Laxのデッキが純正青赤《欠片の双子/Splinter Twin(ROE)》だと当たりを付けたようだ。

Sharfmanは次のターンから殻をフル稼働させる、《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》をプレイからの《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》に取りかえる。

「おっ得ぅ♪」と彼は叫ぶ!

LaxはSharfmanのエンド時に《詐欺師の総督/Deceiver Exarch(NPH)》を唱えるが、その後数ターンは何もする事が出来ないニートだった。彼は《思案/Ponder(M12)》して《定業/Preordain(M11)》して山札を掘り続け前に進もうとするが、答えを見つける事が出来ない。一方Sharfmanは、《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》を稼働させ続ける。《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》は《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph(NPH)》へと変わり、盤面に追加した《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》に変形する。模造品と《呪文滑り/Spellskite(NPH)》が両脇にある状態はかなり盤面を支配下に置いているように見える。次のターン《霜のタイタン/Frost Titan(M12)》に変わる前に《酸のスライム/Acidic Slime(M12)》はLaxの《貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Vision(NPH)》を食べる。この塊りである、アップグレードを繰り返す軍隊は、孤立した《詐欺師の総督/Deceiver Exarch(NPH)》相手に攻撃を仕掛ける。結局次のターンこの詐欺師は攻撃を仕掛けてくる狂暴なタイタンのチャンプブロックに廻った。だがSharfmanが殻で《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》から《納墓の総督/Entomber Exarch(NPH)》を呼び出した瞬間-Laxは手札を見られる前に負けを認めた。

Ari Lax 0–1 David Sharfman

Game2
Laxは2ゲーム目を何枚かの《定業/Preordain(M11)》を使ってデッキを掘り進める事でスタートする、このゲームの「勝ち」を折り紙つきにする為に。《定業/Preordain(M11)》に織り交ぜながら0マナで《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》を唱え、《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(M12)》、《霜のタイタン/Frost Titan(M12)》、《記憶殺し/Memoricide(SOM)》、《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》を公開させる。Sharfmanが《記憶殺し/Memoricide(SOM)》を通るか試した時、《マナ漏出/Mana Leak(M11)》が冷たく遮断する。Laxは《貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Vision(NPH)》を設置し、1マナ立たせた状態でターンを返しSharfmanにいくばくの猶予を与える。Sharfmanは《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(M12)》を唱え《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》で《貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Vision(NPH)》を絶つ為に対象を取る、(特に対応が無く)Laxは即座に(祭殿を)墓地に置いた。SharfmanはLaxの弱い引きを戒める為に追従するターンに《霜のタイタン/Frost Titan(M12)》を追加し、数回のアタック後にそのまま殴り勝ってしまった。

Ari Lax 0–2 David Sharfman

コメント

bun
2011年8月11日12:16

訳進行中ですね。乙です!
今週のGameDayはアメリカ選手権を勝った青黒にしようと思いますぜ。
そう言う意味でも感謝っす。デッキがなかなか決まらなくてですね。

あとエントリ違いですが、「のび太と言う生き方」の著者は許してあげて!
僕も同じ気持ちだけど、さすがに殺すまではw

D
2011年8月11日13:11

bunさん↓
すいません(><)実はこのエントリーには2重の意味が有って、主に身内向けなんです。実は僕達の身内の中で「のび太」と呼ばれる奴が居て、それはもう破天荒な個性を持っていてドラえもんの「のび太」とは違った意味で唯我独尊キャラなんですよ。

そして彼の口癖が「殺すぞ!」だったのでそれを流用したというわけです。

翻訳はもうちょっと待っててくださいね!

dds666
2011年8月11日13:39

僕にも「殺すぞ!」が口癖の友人いますw

まぁdds666って名前なんですがね……

D
2011年8月11日13:45

dds666さん↓
「殺すぞ!」はどう考えても国際的な挨拶です。まあ、英語圏では「FUCK!」って言われてますけど?

「おはよう!」って感じで「殺すぞ!」って言われるのでむしろ「おはよう!」って言われると違和感を覚えるレベルです。

暴君ネロカオスになんて言葉を吐くんですか(笑)
D

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