http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/jpnat11/welcome#6
Round:12 ヤソオカ ショウタ vs.ヤマモト ショウヘイ
3ラウンドを通して行う中でのスタンダードだが両プレイヤーは週末を通して未だ2つしか黒星をつけていない。ここで勝つ、それはトップ8の先端に着く事を意味する。負ける、それはまだまだやる事が沢山あるという意味だ。たとえ彼が向かい合っているのが2006年POYのヤソオカ ショウタだとしても、ヤマモトもナショナルの血統書付きだ、3つの大会でトップ8を決めているのだから。
Game 1
ヤソオカはダブルマリガンから始める事になる、そして対するヤマモトからの《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》と《闇滑りの岸/Darkslick Shores(SOM)》は、彼にとって良くないサインだ。最低限ヤソオカが土地をいくつかプレイできたのは、青と黒の混合の土地と《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》を含むものだった、それは彼がプレイした最初の手がかりとなる。ヤソオカは5ターン目に《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》を提示する、ヤマモトはコレの解決を許可する。さらに彼はヤソオカからの《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》も許可する。7つの土地が有る状態で、ヤマモトは未だスペルを唱えていない。ヤソオカは《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》で狙いを定めるがそれも解決される。
最終的にやっとキャストされた、ヤマモトからのスペル、それは《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》を並べる事だった。ヤソオカは《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》をX=1で出し、そして《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》を《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》を寝かせる為に使用した。ヤマモトは自身の第2メインフェイズで《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》をキャストするのに費やした、その一方で同様にプレンズウォーカーがヤソオカの為に現れた、《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》をキャストして、自身だけにドローをもたらす。
ヤマモトは《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》を起動して率いるチームをジェイスに向かって突っ込ませ、プレンズウォーカーを沖合にふっ飛ばす。ヤソオカはジェイスの効果によってキッチリおかわり(のジェイス)を引いていた。このタイミングで《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》に乗ってるカウンターは4になっていた。一つの事実として、カウンターがそこらじゅうに見受けられる-《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》に1つ、《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》に1つ、《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》に4つ、《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》に2つ、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》に8つ…もしかしたら今がサイコロ会社を買収するタイミングかもしれないね…
ヤマモトはアタックでジェイスを葬り去る、ヤソオカが《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》をキャストする前に、2枚の《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》と2枚の《マナ漏出/Mana Leak(M11)》をヤマモトのハンドに確認する。ヤソオカは《マナ漏出/Mana Leak(M11)》を選び、ダブルマリガンにも関わらず時間をかける事によってゲームに追いついた。ヤマモトがアタックに行った時、ヤソオカは《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》を爆発させる、それはヤマモトに《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》を手札に戻させ、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》を墓地に送らせる事になった。そして強力な装備品は再度場に降臨しターンを終了した。
ヤソオカは6マナで《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》を試みる、《マナ漏出/Mana Leak(M11)》を機能不全に陥らせる為に丁度3マナ残して。ヤマモトは何もせず、晴れてエンジンは解決された。今度はヤマモトの番で《墓所のタイタン/Grave Titan(M12)》をキャストする、がヤソオカの《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》のせいで2対の2/2ゾンビは得られない。(2枚目となる)ヤソオカからの《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》は2枚の《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》と《マナ漏出/Mana Leak(M11)》を公開させ、《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》を奪い取る。彼は《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit(WWK)》を起動し、チームに加える、ヤマモトに2枚目の《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》を《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit(WWK)》に使わせるために。
我々が見守るなか、この勇壮な試合を見る為に巨大な人だかりを作った。
ヤマモトが起動した《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》は、対峙するヤソオカに《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》の最後のカウンターを消費させよう迫る。幸い彼は新たな猶予時間が与えられる事になる。《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》は反対側に攻撃を仕掛け、ヤマモトのライフは15になる。今一度《マナ漏出/Mana Leak(M11)》はヤソオカのキャストする《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》を止まる事ができない。
ヤマモトが《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》をキャストした時再度《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》が彼のプランを台無しにする事に気づいた。《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》は襲撃を続ける、ヤマモトは《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》のトークンを差し出した、ヤソオカ側に《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》が降臨する前に。この《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》に対してヤマモトは追加で3マナ払う事を要求し、ヤソオカはマナをタップアウトさせられる。
ヤマモトのターン開始時に両プレイヤーにドローをもたらす、ヤマモトの《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》は《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》、《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》、M12からの《ソリンの復讐/Sorin’s Vengeance(M12)》を公開させる。ヤマモトはやっとアタックする事が許され2対の2/2のゾンビを生成できた、だがヤソオカも《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》のトリガーを引く準備は整っていた。忠誠値は4になり、ヤソオカは《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》を掴む事になる。返しのターンでヤマモトは《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》を引き、《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》を退場させる。ヤマモトは《墓所のタイタン/Grave Titan(M12)》、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》、《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》のアタックを行う。ヤソオカが出した《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》によってアタックのメリットが得られず、ヤマモトはそのままターンを終了する。
今この時までにたらされた大量のアーティファクト、合計8つをヤソオカがコントロールしている事になる。8の2倍は16だ、そしてその数字はプレンズウォーカーのゲームを決める最終奥義によってヤマモトが失ったライフの数字でもある。なんて試合なんだ!
Yasooka 1 - 0 Yamamoto
Game 2
両プレイヤーはサイドボードを手早く行いゲームをもう一度開始する、今度はお互い7枚のハンドでの開始だ。ヤソオカは《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》X=1でマナ加速を試みるが、ヤマモトはコレを容認せず、《マナ漏出/Mana Leak(M11)》でカウンターする。ヤマモトの動きは《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》が3ターン目で、4ターン目に《記憶殺し/Memoricide(SOM)》指定は→《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》だ。この指定によりヤソオカは自身のサイドボード達とにらめっこする事になった。勝ち手段がほぼ無くなった状態で勝つ可能性は残されているのだろうか?いや、まだ可能性はある、がそれはとっても難しい手段になるだろう。幸い《記憶殺し/Memoricide(SOM)》によって指定された《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》は手札には無かったが-残された手札には土地しかなかった。
(ヤソオカの)《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》は《定業/Preordain(M11)》、《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》、そして土地をヤマモトの手札から公開させ、《定業/Preordain(M11)》を捨てさせる。《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》は《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》で交換となり、その後ヤマモトは見せていないさらなる《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》をセットする。彼は《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》を装備する事を許され、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》が続く。今回は効果が解決され、残りの飛行部隊を山札から探し出した。
ヤソオカは《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》で応じるが、ヤマモトは《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》と《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》で戦線を構築し続ける。ああ、《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》を装備した最初の《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》も悪いニュースの1つだったね…
ヤソオカは1枚のカードしか残されていない、そして(ヤマモトの)《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》によって公開されたそれが土地であるという事が露呈する。ヤマモトは《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》をキャストして、自分だけドロー、そして全軍をレッドゾーンへ叩きつけて、《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》を追加する。ヤソオカの出した《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》は反対側のプレンズウォーカーを溶かす事には成功したが盤面にはなにも影響しなかった、それは3game目を迎える瞬間だった…
Yasooka 1 - 1 Yamamoto
Game 3
《記憶殺し/Memoricide(SOM)》の酷評を受けて、ヤソオカは閃き2枚の《破滅の刃/Doom Blade(M11)》を抜き、1ゲーム目で良い働きをした《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》を戻す事にする。(スフィンクスの事を)「あらゆる脅威の根幹」と彼らは呼ぶ。多分ね。
さて実際のゲームでは、ヤソオカは2ターン目に《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》を邪魔されず場に出せると知ったので、その通りにゲームを開始した。ヤマモトは持って来れないと知りながら《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》をキャストする。再度1ターン先行している事が決定的となる、ヤソオカは《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》を着地させカードを引く(忠誠値3→2)。ヤマモトは《定業/Preordain(M11)》で見た2枚を山札の下に追いやり、《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》を置き、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》で《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》を攻撃する(忠誠値2→1)。ヤソオカはジェイスを生き残らせる為にお互いにドローを許可(忠誠値1→3)。《定業/Preordain(M11)》を撃ち《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit(WWK)》をセットした後、ターンを返す。
《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》が再度《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》を攻撃、今回は忠誠値を2に下げる事になるが、ヤマモトの送りだした《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》に対してヤソオカは《マナ漏出/Mana Leak(M11)》をきっちり用意していた。(ヤソオカの)《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》は2枚の《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》、《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(M11)》、《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》を公開させ、ヤソオカは《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》を墓地に送らせる。彼は《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》をキャストし、《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》で攻撃を加える前に即座に5/5に変える。今この時には《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》は2体のプレンズウォーカーに対して狙いを定めなければいけなくなった、ヤマモトは《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》に攻撃を加える事を選択する。
そして《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》を加える事でターンを終了する。
ヤソオカは《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》でカードをドローし、《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》を起動、テゼレットを生け贄にしながら有毒な1/1飛行を5/5へ変貌させる。最後に《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》でターンを終える。希望が無い時間をヤマモトを襲う、アタックをする前に《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》が寝かされてしまう。《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(M12)》をキャストするが再度認識するのはうざったい《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》のせいでその有用性を発揮できない事だった。ヤソオカは(5/5の《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》で)攻撃をしかける、《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(M12)》を(磁石で寝かさず)放置してブロックに廻させた。そして2枚目の《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》はヤマモトをとんでもないトラブルな状況に置く事になる。彼は役に立たない(2枚目の)《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》の(キャストを)試みるが、ヤソオカが欲しいタイミングで《冷静な反論/Stoic Rebuttal(SOM)》はそこに有った、そして2006年POYは大量のプロポイント獲得に向けてでかい歩みを得る事になる、そしてもう一方ではでかいタイトル獲得の為に進んだ事になる。
Shouta Yasooka 2 - 1 Shouhei Yamamoto
Round:12 ヤソオカ ショウタ vs.ヤマモト ショウヘイ
3ラウンドを通して行う中でのスタンダードだが両プレイヤーは週末を通して未だ2つしか黒星をつけていない。ここで勝つ、それはトップ8の先端に着く事を意味する。負ける、それはまだまだやる事が沢山あるという意味だ。たとえ彼が向かい合っているのが2006年POYのヤソオカ ショウタだとしても、ヤマモトもナショナルの血統書付きだ、3つの大会でトップ8を決めているのだから。
Game 1
ヤソオカはダブルマリガンから始める事になる、そして対するヤマモトからの《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》と《闇滑りの岸/Darkslick Shores(SOM)》は、彼にとって良くないサインだ。最低限ヤソオカが土地をいくつかプレイできたのは、青と黒の混合の土地と《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》を含むものだった、それは彼がプレイした最初の手がかりとなる。ヤソオカは5ターン目に《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》を提示する、ヤマモトはコレの解決を許可する。さらに彼はヤソオカからの《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》も許可する。7つの土地が有る状態で、ヤマモトは未だスペルを唱えていない。ヤソオカは《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》で狙いを定めるがそれも解決される。
最終的にやっとキャストされた、ヤマモトからのスペル、それは《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》を並べる事だった。ヤソオカは《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》をX=1で出し、そして《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》を《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》を寝かせる為に使用した。ヤマモトは自身の第2メインフェイズで《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》をキャストするのに費やした、その一方で同様にプレンズウォーカーがヤソオカの為に現れた、《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》をキャストして、自身だけにドローをもたらす。
ヤマモトは《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》を起動して率いるチームをジェイスに向かって突っ込ませ、プレンズウォーカーを沖合にふっ飛ばす。ヤソオカはジェイスの効果によってキッチリおかわり(のジェイス)を引いていた。このタイミングで《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》に乗ってるカウンターは4になっていた。一つの事実として、カウンターがそこらじゅうに見受けられる-《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》に1つ、《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》に1つ、《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》に4つ、《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》に2つ、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》に8つ…もしかしたら今がサイコロ会社を買収するタイミングかもしれないね…
ヤマモトはアタックでジェイスを葬り去る、ヤソオカが《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》をキャストする前に、2枚の《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》と2枚の《マナ漏出/Mana Leak(M11)》をヤマモトのハンドに確認する。ヤソオカは《マナ漏出/Mana Leak(M11)》を選び、ダブルマリガンにも関わらず時間をかける事によってゲームに追いついた。ヤマモトがアタックに行った時、ヤソオカは《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》を爆発させる、それはヤマモトに《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》を手札に戻させ、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》を墓地に送らせる事になった。そして強力な装備品は再度場に降臨しターンを終了した。
ヤソオカは6マナで《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》を試みる、《マナ漏出/Mana Leak(M11)》を機能不全に陥らせる為に丁度3マナ残して。ヤマモトは何もせず、晴れてエンジンは解決された。今度はヤマモトの番で《墓所のタイタン/Grave Titan(M12)》をキャストする、がヤソオカの《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》のせいで2対の2/2ゾンビは得られない。(2枚目となる)ヤソオカからの《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》は2枚の《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》と《マナ漏出/Mana Leak(M11)》を公開させ、《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》を奪い取る。彼は《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit(WWK)》を起動し、チームに加える、ヤマモトに2枚目の《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》を《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit(WWK)》に使わせるために。
我々が見守るなか、この勇壮な試合を見る為に巨大な人だかりを作った。
ヤマモトが起動した《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》は、対峙するヤソオカに《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》の最後のカウンターを消費させよう迫る。幸い彼は新たな猶予時間が与えられる事になる。《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》は反対側に攻撃を仕掛け、ヤマモトのライフは15になる。今一度《マナ漏出/Mana Leak(M11)》はヤソオカのキャストする《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》を止まる事ができない。
ヤマモトが《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》をキャストした時再度《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》が彼のプランを台無しにする事に気づいた。《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》は襲撃を続ける、ヤマモトは《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》のトークンを差し出した、ヤソオカ側に《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》が降臨する前に。この《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》に対してヤマモトは追加で3マナ払う事を要求し、ヤソオカはマナをタップアウトさせられる。
ヤマモトのターン開始時に両プレイヤーにドローをもたらす、ヤマモトの《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》は《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》、《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》、M12からの《ソリンの復讐/Sorin’s Vengeance(M12)》を公開させる。ヤマモトはやっとアタックする事が許され2対の2/2のゾンビを生成できた、だがヤソオカも《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》のトリガーを引く準備は整っていた。忠誠値は4になり、ヤソオカは《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》を掴む事になる。返しのターンでヤマモトは《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》を引き、《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》を退場させる。ヤマモトは《墓所のタイタン/Grave Titan(M12)》、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》、《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》のアタックを行う。ヤソオカが出した《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》によってアタックのメリットが得られず、ヤマモトはそのままターンを終了する。
今この時までにたらされた大量のアーティファクト、合計8つをヤソオカがコントロールしている事になる。8の2倍は16だ、そしてその数字はプレンズウォーカーのゲームを決める最終奥義によってヤマモトが失ったライフの数字でもある。なんて試合なんだ!
Yasooka 1 - 0 Yamamoto
Game 2
両プレイヤーはサイドボードを手早く行いゲームをもう一度開始する、今度はお互い7枚のハンドでの開始だ。ヤソオカは《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》X=1でマナ加速を試みるが、ヤマモトはコレを容認せず、《マナ漏出/Mana Leak(M11)》でカウンターする。ヤマモトの動きは《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》が3ターン目で、4ターン目に《記憶殺し/Memoricide(SOM)》指定は→《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》だ。この指定によりヤソオカは自身のサイドボード達とにらめっこする事になった。勝ち手段がほぼ無くなった状態で勝つ可能性は残されているのだろうか?いや、まだ可能性はある、がそれはとっても難しい手段になるだろう。幸い《記憶殺し/Memoricide(SOM)》によって指定された《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》は手札には無かったが-残された手札には土地しかなかった。
(ヤソオカの)《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》は《定業/Preordain(M11)》、《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》、そして土地をヤマモトの手札から公開させ、《定業/Preordain(M11)》を捨てさせる。《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》は《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》で交換となり、その後ヤマモトは見せていないさらなる《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》をセットする。彼は《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》を装備する事を許され、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》が続く。今回は効果が解決され、残りの飛行部隊を山札から探し出した。
ヤソオカは《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》で応じるが、ヤマモトは《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》と《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》で戦線を構築し続ける。ああ、《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》を装備した最初の《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》も悪いニュースの1つだったね…
ヤソオカは1枚のカードしか残されていない、そして(ヤマモトの)《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》によって公開されたそれが土地であるという事が露呈する。ヤマモトは《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》をキャストして、自分だけドロー、そして全軍をレッドゾーンへ叩きつけて、《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》を追加する。ヤソオカの出した《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》は反対側のプレンズウォーカーを溶かす事には成功したが盤面にはなにも影響しなかった、それは3game目を迎える瞬間だった…
Yasooka 1 - 1 Yamamoto
Game 3
《記憶殺し/Memoricide(SOM)》の酷評を受けて、ヤソオカは閃き2枚の《破滅の刃/Doom Blade(M11)》を抜き、1ゲーム目で良い働きをした《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》を戻す事にする。(スフィンクスの事を)「あらゆる脅威の根幹」と彼らは呼ぶ。多分ね。
さて実際のゲームでは、ヤソオカは2ターン目に《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》を邪魔されず場に出せると知ったので、その通りにゲームを開始した。ヤマモトは持って来れないと知りながら《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》をキャストする。再度1ターン先行している事が決定的となる、ヤソオカは《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》を着地させカードを引く(忠誠値3→2)。ヤマモトは《定業/Preordain(M11)》で見た2枚を山札の下に追いやり、《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》を置き、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》で《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》を攻撃する(忠誠値2→1)。ヤソオカはジェイスを生き残らせる為にお互いにドローを許可(忠誠値1→3)。《定業/Preordain(M11)》を撃ち《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit(WWK)》をセットした後、ターンを返す。
《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》が再度《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》を攻撃、今回は忠誠値を2に下げる事になるが、ヤマモトの送りだした《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》に対してヤソオカは《マナ漏出/Mana Leak(M11)》をきっちり用意していた。(ヤソオカの)《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》は2枚の《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》、《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(M11)》、《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》を公開させ、ヤソオカは《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》を墓地に送らせる。彼は《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》をキャストし、《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》で攻撃を加える前に即座に5/5に変える。今この時には《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》は2体のプレンズウォーカーに対して狙いを定めなければいけなくなった、ヤマモトは《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》に攻撃を加える事を選択する。
そして《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》を加える事でターンを終了する。
ヤソオカは《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》でカードをドローし、《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》を起動、テゼレットを生け贄にしながら有毒な1/1飛行を5/5へ変貌させる。最後に《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》でターンを終える。希望が無い時間をヤマモトを襲う、アタックをする前に《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》が寝かされてしまう。《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(M12)》をキャストするが再度認識するのはうざったい《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》のせいでその有用性を発揮できない事だった。ヤソオカは(5/5の《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》で)攻撃をしかける、《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(M12)》を(磁石で寝かさず)放置してブロックに廻させた。そして2枚目の《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》はヤマモトをとんでもないトラブルな状況に置く事になる。彼は役に立たない(2枚目の)《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》の(キャストを)試みるが、ヤソオカが欲しいタイミングで《冷静な反論/Stoic Rebuttal(SOM)》はそこに有った、そして2006年POYは大量のプロポイント獲得に向けてでかい歩みを得る事になる、そしてもう一方ではでかいタイトル獲得の為に進んだ事になる。
Shouta Yasooka 2 - 1 Shouhei Yamamoto
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