ドラフト概念の(ような)お話
2011年6月11日具体的になにが初手級で~とか、カードパワーが~とか、シナジーが~とか、ではなく自分の考えてる事を書こうかなぁと。
・基本中の基本
ブースタードラフトは3パック使用して40枚のデッキを作る。40枚のデッキといっても土地も含まれるので実際は23枚ピックすればデッキができる。
1パック辺り14枚(基本地形を除く)のカードが入ってるわけだから14×3=42枚のカードプールから23枚をピックできればいい。
23/42=ピック全体の約半分強(54%)でデッキを作るという事実を「楽」と捉えるか「苦」と捉えるかは人それぞれだと思います。ちなみに俺は「ピックの半分は寄り道できるじゃん!」っていう「楽」側の考えの持ち主です。
・カードの選定
さて全体のカード枚数としては42枚だがそこから23枚を選ぶ際に選定基準というものが当然ある。大抵のドラフトデッキは2色から2色タッチ1色を目指して作る。パックのカードは5色に跨ってるし特色も存在する、そんな中でデッキの方向性を定めて作るのだが「色」と「アーキタイプ」によって組むデッキとピックが決まる。
また42枚一気にカードプールを渡されてそれで23枚抜き出して作ってくださいというものでもない。ピックは14+14+14という3つの区切りを跨いで23枚のデッキを完成させるのだ。
ドラフトはデッキに入るカードからピックしていくわけだから1パック毎の後半に行くほどデッキに入れる価値の無いカードが廻ってくる事になる。そうすると1パック辺りの目安は1~8手目までがデッキに入るカード達である。
1パック辺り8枚の場合8+8+8=24枚となりデッキ必要枚数とほぼ一致するので問題無くドラフトできるというわけだ。
この1パック辺り取るカードが8枚という点では1パック目~3パック目は数字上で一緒だがデッキを完成させるという意味では1パック目より3パック目の8枚の方が圧倒的に重要度が高い。
当然4パック目は剥けないのだから3パック目に残った8/14で必ず23枚のデッキ完成させなきゃいけないわけだ。これは自分だけではなく同卓している全員に言える事だから熾烈なピック争いが起こる事は目に見えてる。序盤のパックでデッキに必要なカードを十分取れていない場合は後半のパックになればなるほど厳しいピックを強いる事になる。
例えば2パック目が終わった段階でデッキに入るカードが7+7=14枚しか取れていない場合3パック目で追加2枚分の無理をしないとデッキが完成しない事になる。
A.8+8+8=24
B.7+7+10=24
このどちらも総枚数的には変わらないがBの方は9-14手目のデッキに入れたくないレベルのカードから2枚も選定しなければいけないわけだ。逆に1~2パック目でデッキに入るカードが多めに取れれば3パック目のピックはぐっと楽になる。
C.9+9+6=24
6/14と10/14では雲泥の差があるのは言わずもがな、ピックに余裕のある前半のパックでデッキ完成を急ぐ事で後半のリスクを軽減する事ができる。
・色とアーキタイプ
1~2パック目でデッキに入れるパーツを多めに確保する事で3パック目のリスクを軽減できるが、1~2パック目でも9手目以降の点数の落ちるカードを入れる事になる。
ただし1パック辺り8枚、1~8手目までのカードがデッキに入るという基準は色とアーキタイプに拘った場合だ。
色とアーキタイプに拘らなければ9手目以降でも実用レベルのカードは手に入る。
序盤のピックを無駄にしない為に
・色を無視できるマナサポート・カラーサポートを取る。
・マナ・カラーサポートは単体では弱い場合が多いので他のシナジーや単体でのカードパワーでデッキを補う。
SOMブロックだけに限れば
・アーティファクトクリーチャーを取る等がそれにあたる。
カラーサポートが必要だから《マイコシンスの水源/Mycosynth Wellspring(NPH)》を取る。
↓
単体だと弱いので《石弾化/Artillerize(NPH)》で除去の種として利用した上で更にアドバンテージを稼ぐ。
とか
《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》+《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》とか分かりやすい。
・基本中の基本
ブースタードラフトは3パック使用して40枚のデッキを作る。40枚のデッキといっても土地も含まれるので実際は23枚ピックすればデッキができる。
1パック辺り14枚(基本地形を除く)のカードが入ってるわけだから14×3=42枚のカードプールから23枚をピックできればいい。
23/42=ピック全体の約半分強(54%)でデッキを作るという事実を「楽」と捉えるか「苦」と捉えるかは人それぞれだと思います。ちなみに俺は「ピックの半分は寄り道できるじゃん!」っていう「楽」側の考えの持ち主です。
・カードの選定
さて全体のカード枚数としては42枚だがそこから23枚を選ぶ際に選定基準というものが当然ある。大抵のドラフトデッキは2色から2色タッチ1色を目指して作る。パックのカードは5色に跨ってるし特色も存在する、そんな中でデッキの方向性を定めて作るのだが「色」と「アーキタイプ」によって組むデッキとピックが決まる。
また42枚一気にカードプールを渡されてそれで23枚抜き出して作ってくださいというものでもない。ピックは14+14+14という3つの区切りを跨いで23枚のデッキを完成させるのだ。
ドラフトはデッキに入るカードからピックしていくわけだから1パック毎の後半に行くほどデッキに入れる価値の無いカードが廻ってくる事になる。そうすると1パック辺りの目安は1~8手目までがデッキに入るカード達である。
1パック辺り8枚の場合8+8+8=24枚となりデッキ必要枚数とほぼ一致するので問題無くドラフトできるというわけだ。
この1パック辺り取るカードが8枚という点では1パック目~3パック目は数字上で一緒だがデッキを完成させるという意味では1パック目より3パック目の8枚の方が圧倒的に重要度が高い。
当然4パック目は剥けないのだから3パック目に残った8/14で必ず23枚のデッキ完成させなきゃいけないわけだ。これは自分だけではなく同卓している全員に言える事だから熾烈なピック争いが起こる事は目に見えてる。序盤のパックでデッキに必要なカードを十分取れていない場合は後半のパックになればなるほど厳しいピックを強いる事になる。
例えば2パック目が終わった段階でデッキに入るカードが7+7=14枚しか取れていない場合3パック目で追加2枚分の無理をしないとデッキが完成しない事になる。
A.8+8+8=24
B.7+7+10=24
このどちらも総枚数的には変わらないがBの方は9-14手目のデッキに入れたくないレベルのカードから2枚も選定しなければいけないわけだ。逆に1~2パック目でデッキに入るカードが多めに取れれば3パック目のピックはぐっと楽になる。
C.9+9+6=24
6/14と10/14では雲泥の差があるのは言わずもがな、ピックに余裕のある前半のパックでデッキ完成を急ぐ事で後半のリスクを軽減する事ができる。
・色とアーキタイプ
1~2パック目でデッキに入れるパーツを多めに確保する事で3パック目のリスクを軽減できるが、1~2パック目でも9手目以降の点数の落ちるカードを入れる事になる。
ただし1パック辺り8枚、1~8手目までのカードがデッキに入るという基準は色とアーキタイプに拘った場合だ。
色とアーキタイプに拘らなければ9手目以降でも実用レベルのカードは手に入る。
序盤のピックを無駄にしない為に
・色を無視できるマナサポート・カラーサポートを取る。
・マナ・カラーサポートは単体では弱い場合が多いので他のシナジーや単体でのカードパワーでデッキを補う。
SOMブロックだけに限れば
・アーティファクトクリーチャーを取る等がそれにあたる。
カラーサポートが必要だから《マイコシンスの水源/Mycosynth Wellspring(NPH)》を取る。
↓
単体だと弱いので《石弾化/Artillerize(NPH)》で除去の種として利用した上で更にアドバンテージを稼ぐ。
とか
《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》+《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》とか分かりやすい。
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