Miss.Red
2010年7月25日白編はこちら↓
http://86584.diarynote.jp/201007242113038748/
青編はこちら↓
http://86584.diarynote.jp/201007250241406900/
黒編はこちら↓
http://86584.diarynote.jp/201007250441459066/
M11ドラフトで最弱との呼び名も高い赤!しかし赤は青より多い27枚ものカードの変更を受けた色でもある。
-赤-
1.ボール・ライトニング→電弧の走り手
2.ボガーダンのヘルカイト→業火のタイタン
3.燃え立つ調査→発熱の儀式
4.速さの炸裂→扇動
5.気まぐれイフリート→溜め込むドラゴン
6.チビ・ドラゴン→チャンドラの吐火
7.地震→破壊的な力
8.炎のブレス→シヴの抱擁
9.ゴブリン弩弓隊→燃えさし運び
10.無秩序の点火→焼却
11.業火の精霊→火の召使い
12.ジャッカルの使い魔→血に狂うゴブリン
13.火をつける怒り→雷の一撃
14.稲妻の精霊→ヴァルショクの狂戦士
15.魔力のとげ→処罰の力線
16.恐ろしき攻撃→ゴブリンのトンネル掘り
17.怒り狂うゴブリン→ゴブリン気球部隊
18.地鳴りの一撃→チャンドラの憤慨
19.粉砕→躁の蛮人
20.シヴ山のドラゴン→古えのヘルカイト
21.包囲攻撃の司令官→サイクロプスの剣闘士
22.火花魔道士の弟子→余韻
23.石巨人→投げ飛ばし
24.ラッパの一吹き→火山の力
25.ヴィーアシーノの槍狩人→無し
26.炎の壁→大地の召使い
27.歪んだ世界→野生の喚起
28.口を開く地割れ→破砕
00.反逆の行動(U)→反逆の行動(C)
赤の総枚数が41→40へと変化した為1枚カードが消えた。(消えたスロットが正直分からない、一応ヴィーアシーノの槍狩人にしたけどかなり自信が無い。)
27枚も新規カードが入った割にはぱっとしないのが良く分かる。細かいスペル→パーマネントに置き換わったカードは有るが赤のパワーカードだった部分が根こそぎ弱体化を受けている。白はあれだけスペル→パーマネントへと変貌を遂げたのに対してクリーチャー→スペルに変わったカードが有る。コレは困った。
ただ色メタカードははっきりと強化された、というか役割りがより鮮明になった。プレーンズウォーカーに従事するとここまで弱くなるのかという典型的な例。コモンの場に残るクリーチャーのスロットが消えたのは本当に痛い。
リミテッド向きな変更を行われたとは思えない出来。構築向きな面白カード&メタカードが増えたのが原因。
赤をやる上では、いかにアンコ以上のカードを引くか・・・コレにかかっていると言っても過言ではない。
-リミテッドの観点-
1.旧来の初手カードが消えた
癖は強かったが初手級の強さを誇るカード達が軒並み引退した。(6.チビ・ドラゴン→チャンドラの吐火、9.ゴブリン弩弓隊→燃えさし運び)コレだけでも赤は魅力半減と言える。確かに吐火や運びの方が構築では魅力的だろうけどリミテッドだと話しが違う。ほとんど1/3と場に残らない使いきりの2点火力では初手になりえない。
2.数値の強化
下方修正されたカードばかりではない、(8.炎のブレス→シヴの抱擁)実践的ではない火吹き能力が大幅に強化されて収録されたり、(13.火をつける怒り→雷の一撃)(18.地鳴りの一撃→チャンドラの憤慨)など修正値や与えるダメージが増えたものもある。
3.コモンクリーチャーの質
強化された部分があるとは言えリミテッドでの主役はコモンクリーチャー。コモンクリーチャーで戦線を構築しなければいけないのにリミテッドでは使えないものが多くなってしまった。(1.ボール・ライトニング→電弧の走り手)場に残らないクリーチャーは敬遠されがちである。(12.ジャッカルの使い魔→血に狂うゴブリン)M10環境ではジャッカル戦術などと呼ばれ一種のアーキタイプまで形成されたカードにも関わらず変わりに入った血に狂うゴブリンはその役割を果たさない。本体に恒久的与えるカードなんか放蕩紅蓮術師とチャンドラ・ナラーしか思い浮かばないのだが?
4.スペルからクリーチャーへ
(16.恐ろしき攻撃→ゴブリンのトンネル掘り)(19.粉砕→躁の蛮人)等比較的喜ばしい変更が行われた。トンネル掘りは効果が限定的だが何度も使えるのはうれしいし、躁の蛮人は素のサイズが素敵だ、なによりメタカードをナチュラルにメインから採用できるのは素晴らしい。
5.メタカードの変更
(10.無秩序の点火→焼却)(15.魔力のとげ→処罰の力線)はっきりと何に対して効くか意識して投入されたカード達だと分かる。M10環境の無秩序の点火は基本劣化稲妻でしかなかったが今回ははっきり対象の悪斬の天使を破壊する。と書いてある。(軽減効果がほとんど無いM11環境において構築まで配慮したデザインにもなってる)悪斬でなくてもほとんどの青と白のカードと1:1交換が取れるようになってる。
6.レアリティの移行に伴い得たもの
黒が破滅の刃、暗殺、泥沼病と3種のコモン除去を有してるのに対して赤も反逆の行動がアンコモンからコモンへと変更された為、稲妻、反逆の行動、チャンドラの憤慨の3種有する事になった。ただ反逆の行動自体は完全な除去とはなり得ないので投げ飛ばしをセットで用意するなど工夫が必要となった。
赤はコモンクリーチャーで戦線を維持するのは不可能に近い。他の色に比べて質が悪すぎる。ただ尖ったカードは有るのでアーキタイプで力を発揮するカードが多いだろう。
赤編はここまで。
次は緑
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