2008-7-27 LyceeFesta対談・後編
2008年8月8日2008-08-07の続きです。
こんにちわ、Dです。日を跨いで続いた内容を書くのは結構ツライですね。前の日記でも同じ事書いてた気がしましたが・・・。俺はテンションによってモチベーションが激しく変わる上冷めるのも早いので困ったもんです。
前編を見ていないという方はこちらをまずご覧下さい。
http://diarynote.jp/d/86584/20080807.html
では本題へ↓
準優勝デッキ 「カッキーさんパネェっす!」 枝豆さん
D「これまた分かりやすいレシピだね。」
モ「そうだね、分かり易過ぎて突っ込む所が少なくて困るね」
D「ここまで4枚積みが多いと機能美すら感じるよ。ちょっと前のオール4枚積みのZOOみたいだ。」
モ「ZOOってなんですか?(*モリリンはMTGはあんまり詳しくない)」
D「MTGのデッキ。ラブニカの中期〜後期流行ったウィニー多色グッドスタッフ、いつだったか忘れたけどMTGの有名プレイヤーがオール4積みのZOOで結果残してんのよ、曖昧な記憶でごめんな。」
モ「ふ〜ん。まあとりあえず見ていきましょう。このデッキはひたすらドローでアドバンテージを取って、宙の優秀なクリーチャーで制圧して困った所をピンポイントで除去るデッキですね。」
D「元々除去の少ないゲームで、手札消費が激しく山札を削るルールなんだから。全てにおいてその答えとなるカードをふんだんに使ってるよな」
モ「ですね。環境最強の除去(不幸、爆破解体)と環境最強のドロー(エセルドレーダ、メレムソロモン)とルール上最強な山札回復(一生懸命)を使ってるわけですから弱いわけないっすね」
D「それでも特異な構築しているからそこは個別のカード評価したあとに話そうか。」
-ドローソース-
CH-0004 長谷部 彩
CH-1416 ラムダデルタ
CH-1202 エセルドレーダ
CH-0212 菜々子
CH-0218 ルーシー・マリア・ミソラ
D「雪の王道、ドロー手段CH-0004 長谷部 彩CH-1202 エセルドレーダに関しては別に触れる事が無いな。」
モ「というかこれ以外使用に耐えうるドローが無いっていうのが本音かな。」
D「実質1ドローのCH-1416 ラムダデルタは不確定要素があるから3枚か、そういった意味でCH-0212 菜々子も枚数を抑えてあるのか。」
モ「そうですね、このデッキの素晴らしい所はなんといっても不確定要素を限りなく0にしている所なんですよ。EX0のカードは不幸以外存在せず、そのほとんどがEX2で構成されている為ラムダデルタで使えない可能性をほぼゼロにしてるんですよね。」
D「それでいてカードパワーを極力落とさずに仕上げてるのは素晴らしいね。メレムソロモンにも同じ理由で適用できるのも素晴らしい。まあここで語るとメレムの所で話すことが無くなるので後回し。」
モ「ドローでCH-0218 ルーシー・マリア・ミソラって珍しいカードが入ってますね?これver何のカードなんでしょう?」
D「ver2.0のるーの力のやつだよ。」
モ「あ〜、コイツタックスウェイクアップさえついてなければアドバンテージが取れるのにね」
D「いや、これはCH-1498 宮沢 謙吾で起きるから実質タックスウェイクアップが無いんだよ。2ハンドキャラでEX2で2/4/1はサイズとしても優秀だし不幸で投げられるし。タックスウェイクアップも星1だから2色でも偏った色の方切れるし、メレムで拾ったいらないEX1のはけ口って点でも及第点だろ。」
モ「なんかいい事尽くしだな。るーがかわいく見えてきた、店の在庫買っていい?」
D「あいにく品切れ中です。」
-アタッカー-
CH-1498 宮沢 謙吾 ×4
CH-1550 千堂 瑛里華(吸血鬼)×4
CH-1560 千堂 瑛里華×4
CH-0298 川澄 舞×2
CH-1190 メレム・ソロモン×4
D「ざっと見単純に殴るのみは千堂 瑛里華だけか後はシステムクリーチャーだね。」
モ「出た俺の嫁!えりりん!えりりん!」
D「お前の嫁は何体いるんだよ・・・ったく。CH-1498 宮沢 謙吾 ×4はメタカードだね。VA5.0出る前の環境最強除去の1つでもあったIT-0054 木登りや花にほぼ必須なEV-0195 遭遇などをかわせるのは強いよ 。」
モ「まあ、木登りとかはEXになるから完璧にかわすわけじゃないんだけど使用しても無駄になるっていう抑止力は十分にありますよね。」
D「だね、ただこのデッキのすごい所は自分で能力を利用しちゃう所だねルーとの相性は秀逸。結局能力を発揮しなければ単なる4/3/1だからね、同スペックならCH-1278 モーラとかCH-1369 厳島貴子でいいもんね。」
モ「EX2もでかいですよ。同じ理由でえりりん事CH-1560 千堂 瑛里華もEX2のプロモを採用してますね。」
D「突撃生徒会長の方が能力的には強いんだけどラムダとメレムの理由でこちらも統一か、コンバ後もEX2なのも評価が高いね。」
モ「コンバ前でも及第点なスペックなのにコンバするとものすごいスペックですからねうちの嫁。コンバにコストがかからないのも偉いですよ。」
D「CH-0298 川澄 舞はチョップか、ルール上最強の能力もってるからね。しかも使用回数、タイミングに制限無いし。」
モ「チョップのコストも星1だから2色でも安心、こちらもEX1の吐き口だね。」
D「ただ流石に枚数は抑えてるねメレムとラムダに極力干渉は避けたって感じか。次はお待ちかねCH-1190 メレム・ソロモン。」
モ「このカードのためにこのデッキ色が選択されてるといっても過言ではないぐらい強いカード。2色な癖して百物語とかみ合いすぎてるし殴りながらドローが出来るのは異常としか言いようが無い。」
D「まあね宙として見たら普通だけど、雪として考えたら4/3/1はスペックとしておかしいよね。さらに相手任せだけどドローできるし。しかもリセにおいて山札はライフだから山札を削らず手札をノーコストで1枚増やすのはやばいね。」
モ「不幸の餌にもなるし、どっちにしても厄介な生物ですよ。」
D「墓地回復は多少あったけど同じカードを再利用するカードは極端に少ないし同様に墓地対策も少ないからね。」
モ「CH-1260 九門恵やCH-1109 アンリが一応あるけど十分とは言えないしね。」
D「そういえばコイツ使ってるとゆとりゆとりよく言われて嫌がられる傾向があるけどなんで?」
モ「ん〜厳密な意味では分からないけど相手にランダムで、しかも長期的にしかアドバンテージを得られないからじゃないかな?」
D「でもさ、それって他のドローソースでも同じじゃない?長谷部なんか戦闘に関してはチャンプブロックしか出来ないし、エセルだって1ターンに追加1枚ドローなだけだぜ。しかもこいつらの方がリスク高けーじゃん。」
モ「リセプレイヤーは一部の超強力カードは敬遠する傾向にあるような・・・。特にキャラで人気でも無いやつが強いと言われるかな。」
D「ふうんキャラゲーの要素も引き継いでるのか、まあしょうがないね。」
-メタ・除去キャラカード-
CH-0005 須磨寺 雪緒
CH-0079 月宮 あゆ
CH-0767 怪しげな子
D「除去も兼ねてるキャラ達だね。まあCH-0079 月宮 あゆとかはEV-0176 不幸とセットじゃないと機能しないけど、いざって時はエスケープして必要に応じて除去やEV-0199 一生懸命もってこれるしね。」
モ「アグレッシブ持ってるのもポイントですよね。これで軸ずらせるし、大体あゆが出てきたら(あ〜不幸もってんのね)って思っちゃうし。」
D「正直能力付きすぎだよ。余談だけどアユレッシブって名前はやらせようとしてんだけどまったく定着しねーな。」
モ「そんなの聞いたことが無いですね、だって奇跡あゆの方が言いやすいじゃないですか。」
D「そだね。」
モ「CH-0005 須磨寺 雪緒も定番だけどコイツ能力は星2だから違う色でも出せるんだよね。」
D「1ターンかかるならず者傭兵部隊だけど弱いわけないね。能力起動が星って点ではCH-0767 怪しげな子も一緒だよね。カレイドメタのカード」
モ「総じて言えるのが全員パワー2あるから戦闘に関して最低条件はクリアしてるって所でしょ。」
-各種イベント・除去-
EV-0304 爆破解体×4
EV-0176 不幸×4
EV-0303 百物語 ×4
EV-0199 一生懸命 ×3
D「EV-0304 爆破解体もこれの為にこの色(デッキ選択)をした部分はあるよね。それだけ強いインスタントの名誉回復が弱いわけが無い。」
モ「EV-0304 爆破解体は某ショップで買取が2kオーバー販売が4〜5k越えてるとか・・。」
D「どこのタルモゴイフですか(笑)」
モ「EV-0176 不幸もメレム・ルーシー・あゆと3種合計12体の餌がいるのも十分だね。」
D「EV-0199一生懸命もゲームの性質上最強カードの一枚だからねぇ、たかが1ターンされど1ターン。ギリギリの終盤で高カロリーの宙にとって相手の山札を残り1ターンで削るのはそう難しい事じゃないし逆に相手はEV-0199 一生懸命がある前提でプレイしなくちゃいけないしね。これもMTGだと最後の賭けってカードでやっすいのにねぇ。」
モ「まあ厳密に言えば違う能力ですけど適材適所じゃないですか?絵がかわいいのもいいよね。3枚なのは4枚と3枚では大きな差は無いからって事なのかなぁどうせ1回しか打たないカードだしね。」
D「最後にEV-0303 百物語。マナ変換系のうち1種。」
モ「どのシリーズも強いんだけどコレだけ郡を抜いて強い。元のEXと能力で出る色が組み合わせ的にかみ合いすぎてる。」
D「メレムとか爆解とかこれで成り立ってるようなもんだしね。条件が揃いすぎてるって事か。以上で一応全て見たけど一つとして無駄になるカードが無いのが印象的だね。縦のシナジー(かみ合い)を重視するとカードパワー落ちやすいしそれ自身で意味が無い場合が多いけどそれが無いのが素晴らしい。」
モ「構築センスがすごいよねEX1のものは能力の星で消費できるようになってるし、メタカードがナチュラルに強く且つカードパワーが高い。」
D「でもこの2色だと定番な除去のEV-0004 逮捕や宙の1ハンドキャラのCH-1267 フリッツ・ハールマンやCH-0038 グラァ&ドリィすら採用してないんだよね。」
モ「よーく見てみると宙の1ハンドキャラはCH-1416 ラムダデルタしか居ないんですよコレ。宙雪というより雪タッチ宙って感じ。」
D「まあそうなると納得しやすいよな。完璧に攻守でやる事が決まっているから動かし方も勝ち筋もはっきりしているのは非常にイイ。ただ俺だったらCH-0212 菜々子切ってCH-0038 グラァ&ドリィだけは入れるかな。EX1はやっぱり宙で出やすいからってのが理由。」
モ「そうですね、改良の余地はありそうですね。」
D「さて、長くなったんだけど1位と2位のデッキを見て分かったことをまとめてみるか。」
モ「何故このようなカードパワーの塊のようなデッキに1位のヒラタケさんが勝ったのかって所ですよね。」
D「うん、まあこれも実際どう試合が運んだのか見てないからわからないけど2色という点と構築レベルって点では五分五分だと思うよ。このマッチアップはCH-0298 川澄 舞が1ターン目に出るか出ないかが勝負の分かれ目かな。舞がでてキャラを抑制できれば6:4から7:3は付くはず。それ以外枝豆さんのデッキはピンポイントで除去打つしか対応出来無い、片や1ハンドキャラがメインで除去に強いユニットで構成されているヒラタケさんのデッキとは相性が悪いね。」
モ「こういう宙のデッキに対して特に真価を発揮するのがAR-0083リトルバスターズ!ですよね。川澄舞と相打ちや一方殺ができるのもしばしば。あと情報がばれてないっていうのは大きいかな、枝豆さんのデッキも多少バリエーションがあるもののデッキが予想しやすいですから。」
D「そうだね、二つとも良く出来たデッキだけど今後増えてくるコピーデッキに勝てるように練らなければいけないから大変だね。」
モ「メタによってお店のカードの値段もあげなくちゃ・・・。」
D「これ以上爆解とあゆを高くする気か、やめれ。まあリトルバスターズは値段が上がりそうだねぇ。」
モ「今週はグランプリもあるから早速流行りそうですね。」
------------------------------------------------------------
以上でリセフェスタ後の対談・考察を終了したいと思います。
※この対談は8月2日の段階で終了していました。翌日8月3日には枝豆さんとプロレヴォ会場でお会いして大会後に飯をかわしてレポを上げる旨を伝えたら「なにを今更」って顔をされましたが実際の所を軽く聞いてきたので追記します。
枝豆さん曰く「やっぱり1ターン目に川澄舞が出なかったのがきつかった、1チャンスあったけど相手のプレイングが上手くて負けた」と言ってました。
今回のリセフェスタの結果は個人的に非常に感動しました。リセの販売システム上そのブロックのみでの構築は不可能に近くXX単はファンデッキの粋を出ませんでした。結果強いカードのみ使われ続ける環境になってしまい健全なゲームがしにくくなるからです。
それを見事打ち崩してくれたのが今回の優勝でした。
勿論ここまで仕上げて来たヒラタケさんの力量による部分が大きいですがリセの可能性がまだまだ有る事を示される内容にいたく感激しました。
これからもショップ店員として盛り上げて行きたいと思います。
こんにちわ、Dです。日を跨いで続いた内容を書くのは結構ツライですね。前の日記でも同じ事書いてた気がしましたが・・・。俺はテンションによってモチベーションが激しく変わる上冷めるのも早いので困ったもんです。
前編を見ていないという方はこちらをまずご覧下さい。
http://diarynote.jp/d/86584/20080807.html
では本題へ↓
準優勝デッキ 「カッキーさんパネェっす!」 枝豆さん
CH-0004 長谷部 彩×4
CH-1416 ラムダデルタ×3
CH-1202 エセルドレーダ×4
CH-0212 菜々子×2
CH-0218 ルーシー・マリア・ミソラ×4
CH-1498 宮沢 謙吾 ×4
CH-0005 須磨寺 雪緒×4
CH-1550 千堂 瑛里華(吸血鬼)×4
CH-0079 月宮 あゆ×4
CH-1560 千堂 瑛里華×4
CH-0298 川澄 舞×2
CH-0767 怪しげな子×2
CH-1190 メレム・ソロモン×4
EV-0304 爆破解体×4
EV-0176 不幸×4
EV-0303 百物語 ×4
EV-0199 一生懸命 ×3
D「これまた分かりやすいレシピだね。」
モ「そうだね、分かり易過ぎて突っ込む所が少なくて困るね」
D「ここまで4枚積みが多いと機能美すら感じるよ。ちょっと前のオール4枚積みのZOOみたいだ。」
モ「ZOOってなんですか?(*モリリンはMTGはあんまり詳しくない)」
D「MTGのデッキ。ラブニカの中期〜後期流行ったウィニー多色グッドスタッフ、いつだったか忘れたけどMTGの有名プレイヤーがオール4積みのZOOで結果残してんのよ、曖昧な記憶でごめんな。」
モ「ふ〜ん。まあとりあえず見ていきましょう。このデッキはひたすらドローでアドバンテージを取って、宙の優秀なクリーチャーで制圧して困った所をピンポイントで除去るデッキですね。」
D「元々除去の少ないゲームで、手札消費が激しく山札を削るルールなんだから。全てにおいてその答えとなるカードをふんだんに使ってるよな」
モ「ですね。環境最強の除去(不幸、爆破解体)と環境最強のドロー(エセルドレーダ、メレムソロモン)とルール上最強な山札回復(一生懸命)を使ってるわけですから弱いわけないっすね」
D「それでも特異な構築しているからそこは個別のカード評価したあとに話そうか。」
-ドローソース-
CH-0004 長谷部 彩
CH-1416 ラムダデルタ
CH-1202 エセルドレーダ
CH-0212 菜々子
CH-0218 ルーシー・マリア・ミソラ
D「雪の王道、ドロー手段CH-0004 長谷部 彩CH-1202 エセルドレーダに関しては別に触れる事が無いな。」
モ「というかこれ以外使用に耐えうるドローが無いっていうのが本音かな。」
D「実質1ドローのCH-1416 ラムダデルタは不確定要素があるから3枚か、そういった意味でCH-0212 菜々子も枚数を抑えてあるのか。」
モ「そうですね、このデッキの素晴らしい所はなんといっても不確定要素を限りなく0にしている所なんですよ。EX0のカードは不幸以外存在せず、そのほとんどがEX2で構成されている為ラムダデルタで使えない可能性をほぼゼロにしてるんですよね。」
D「それでいてカードパワーを極力落とさずに仕上げてるのは素晴らしいね。メレムソロモンにも同じ理由で適用できるのも素晴らしい。まあここで語るとメレムの所で話すことが無くなるので後回し。」
モ「ドローでCH-0218 ルーシー・マリア・ミソラって珍しいカードが入ってますね?これver何のカードなんでしょう?」
D「ver2.0のるーの力のやつだよ。」
モ「あ〜、コイツタックスウェイクアップさえついてなければアドバンテージが取れるのにね」
D「いや、これはCH-1498 宮沢 謙吾で起きるから実質タックスウェイクアップが無いんだよ。2ハンドキャラでEX2で2/4/1はサイズとしても優秀だし不幸で投げられるし。タックスウェイクアップも星1だから2色でも偏った色の方切れるし、メレムで拾ったいらないEX1のはけ口って点でも及第点だろ。」
モ「なんかいい事尽くしだな。るーがかわいく見えてきた、店の在庫買っていい?」
D「あいにく品切れ中です。」
-アタッカー-
CH-1498 宮沢 謙吾 ×4
CH-1550 千堂 瑛里華(吸血鬼)×4
CH-1560 千堂 瑛里華×4
CH-0298 川澄 舞×2
CH-1190 メレム・ソロモン×4
D「ざっと見単純に殴るのみは千堂 瑛里華だけか後はシステムクリーチャーだね。」
モ「出た俺の嫁!えりりん!えりりん!」
D「お前の嫁は何体いるんだよ・・・ったく。CH-1498 宮沢 謙吾 ×4はメタカードだね。VA5.0出る前の環境最強除去の1つでもあったIT-0054 木登りや花にほぼ必須なEV-0195 遭遇などをかわせるのは強いよ 。」
モ「まあ、木登りとかはEXになるから完璧にかわすわけじゃないんだけど使用しても無駄になるっていう抑止力は十分にありますよね。」
D「だね、ただこのデッキのすごい所は自分で能力を利用しちゃう所だねルーとの相性は秀逸。結局能力を発揮しなければ単なる4/3/1だからね、同スペックならCH-1278 モーラとかCH-1369 厳島貴子でいいもんね。」
モ「EX2もでかいですよ。同じ理由でえりりん事CH-1560 千堂 瑛里華もEX2のプロモを採用してますね。」
D「突撃生徒会長の方が能力的には強いんだけどラムダとメレムの理由でこちらも統一か、コンバ後もEX2なのも評価が高いね。」
モ「コンバ前でも及第点なスペックなのにコンバするとものすごいスペックですからねうちの嫁。コンバにコストがかからないのも偉いですよ。」
D「CH-0298 川澄 舞はチョップか、ルール上最強の能力もってるからね。しかも使用回数、タイミングに制限無いし。」
モ「チョップのコストも星1だから2色でも安心、こちらもEX1の吐き口だね。」
D「ただ流石に枚数は抑えてるねメレムとラムダに極力干渉は避けたって感じか。次はお待ちかねCH-1190 メレム・ソロモン。」
モ「このカードのためにこのデッキ色が選択されてるといっても過言ではないぐらい強いカード。2色な癖して百物語とかみ合いすぎてるし殴りながらドローが出来るのは異常としか言いようが無い。」
D「まあね宙として見たら普通だけど、雪として考えたら4/3/1はスペックとしておかしいよね。さらに相手任せだけどドローできるし。しかもリセにおいて山札はライフだから山札を削らず手札をノーコストで1枚増やすのはやばいね。」
モ「不幸の餌にもなるし、どっちにしても厄介な生物ですよ。」
D「墓地回復は多少あったけど同じカードを再利用するカードは極端に少ないし同様に墓地対策も少ないからね。」
モ「CH-1260 九門恵やCH-1109 アンリが一応あるけど十分とは言えないしね。」
D「そういえばコイツ使ってるとゆとりゆとりよく言われて嫌がられる傾向があるけどなんで?」
モ「ん〜厳密な意味では分からないけど相手にランダムで、しかも長期的にしかアドバンテージを得られないからじゃないかな?」
D「でもさ、それって他のドローソースでも同じじゃない?長谷部なんか戦闘に関してはチャンプブロックしか出来ないし、エセルだって1ターンに追加1枚ドローなだけだぜ。しかもこいつらの方がリスク高けーじゃん。」
モ「リセプレイヤーは一部の超強力カードは敬遠する傾向にあるような・・・。特にキャラで人気でも無いやつが強いと言われるかな。」
D「ふうんキャラゲーの要素も引き継いでるのか、まあしょうがないね。」
-メタ・除去キャラカード-
CH-0005 須磨寺 雪緒
CH-0079 月宮 あゆ
CH-0767 怪しげな子
D「除去も兼ねてるキャラ達だね。まあCH-0079 月宮 あゆとかはEV-0176 不幸とセットじゃないと機能しないけど、いざって時はエスケープして必要に応じて除去やEV-0199 一生懸命もってこれるしね。」
モ「アグレッシブ持ってるのもポイントですよね。これで軸ずらせるし、大体あゆが出てきたら(あ〜不幸もってんのね)って思っちゃうし。」
D「正直能力付きすぎだよ。余談だけどアユレッシブって名前はやらせようとしてんだけどまったく定着しねーな。」
モ「そんなの聞いたことが無いですね、だって奇跡あゆの方が言いやすいじゃないですか。」
D「そだね。」
モ「CH-0005 須磨寺 雪緒も定番だけどコイツ能力は星2だから違う色でも出せるんだよね。」
D「1ターンかかるならず者傭兵部隊だけど弱いわけないね。能力起動が星って点ではCH-0767 怪しげな子も一緒だよね。カレイドメタのカード」
モ「総じて言えるのが全員パワー2あるから戦闘に関して最低条件はクリアしてるって所でしょ。」
-各種イベント・除去-
EV-0304 爆破解体×4
EV-0176 不幸×4
EV-0303 百物語 ×4
EV-0199 一生懸命 ×3
D「EV-0304 爆破解体もこれの為にこの色(デッキ選択)をした部分はあるよね。それだけ強いインスタントの名誉回復が弱いわけが無い。」
モ「EV-0304 爆破解体は某ショップで買取が2kオーバー販売が4〜5k越えてるとか・・。」
D「どこのタルモゴイフですか(笑)」
モ「EV-0176 不幸もメレム・ルーシー・あゆと3種合計12体の餌がいるのも十分だね。」
D「EV-0199一生懸命もゲームの性質上最強カードの一枚だからねぇ、たかが1ターンされど1ターン。ギリギリの終盤で高カロリーの宙にとって相手の山札を残り1ターンで削るのはそう難しい事じゃないし逆に相手はEV-0199 一生懸命がある前提でプレイしなくちゃいけないしね。これもMTGだと最後の賭けってカードでやっすいのにねぇ。」
モ「まあ厳密に言えば違う能力ですけど適材適所じゃないですか?絵がかわいいのもいいよね。3枚なのは4枚と3枚では大きな差は無いからって事なのかなぁどうせ1回しか打たないカードだしね。」
D「最後にEV-0303 百物語。マナ変換系のうち1種。」
モ「どのシリーズも強いんだけどコレだけ郡を抜いて強い。元のEXと能力で出る色が組み合わせ的にかみ合いすぎてる。」
D「メレムとか爆解とかこれで成り立ってるようなもんだしね。条件が揃いすぎてるって事か。以上で一応全て見たけど一つとして無駄になるカードが無いのが印象的だね。縦のシナジー(かみ合い)を重視するとカードパワー落ちやすいしそれ自身で意味が無い場合が多いけどそれが無いのが素晴らしい。」
モ「構築センスがすごいよねEX1のものは能力の星で消費できるようになってるし、メタカードがナチュラルに強く且つカードパワーが高い。」
D「でもこの2色だと定番な除去のEV-0004 逮捕や宙の1ハンドキャラのCH-1267 フリッツ・ハールマンやCH-0038 グラァ&ドリィすら採用してないんだよね。」
モ「よーく見てみると宙の1ハンドキャラはCH-1416 ラムダデルタしか居ないんですよコレ。宙雪というより雪タッチ宙って感じ。」
D「まあそうなると納得しやすいよな。完璧に攻守でやる事が決まっているから動かし方も勝ち筋もはっきりしているのは非常にイイ。ただ俺だったらCH-0212 菜々子切ってCH-0038 グラァ&ドリィだけは入れるかな。EX1はやっぱり宙で出やすいからってのが理由。」
モ「そうですね、改良の余地はありそうですね。」
D「さて、長くなったんだけど1位と2位のデッキを見て分かったことをまとめてみるか。」
モ「何故このようなカードパワーの塊のようなデッキに1位のヒラタケさんが勝ったのかって所ですよね。」
D「うん、まあこれも実際どう試合が運んだのか見てないからわからないけど2色という点と構築レベルって点では五分五分だと思うよ。このマッチアップはCH-0298 川澄 舞が1ターン目に出るか出ないかが勝負の分かれ目かな。舞がでてキャラを抑制できれば6:4から7:3は付くはず。それ以外枝豆さんのデッキはピンポイントで除去打つしか対応出来無い、片や1ハンドキャラがメインで除去に強いユニットで構成されているヒラタケさんのデッキとは相性が悪いね。」
モ「こういう宙のデッキに対して特に真価を発揮するのがAR-0083リトルバスターズ!ですよね。川澄舞と相打ちや一方殺ができるのもしばしば。あと情報がばれてないっていうのは大きいかな、枝豆さんのデッキも多少バリエーションがあるもののデッキが予想しやすいですから。」
D「そうだね、二つとも良く出来たデッキだけど今後増えてくるコピーデッキに勝てるように練らなければいけないから大変だね。」
モ「メタによってお店のカードの値段もあげなくちゃ・・・。」
D「これ以上爆解とあゆを高くする気か、やめれ。まあリトルバスターズは値段が上がりそうだねぇ。」
モ「今週はグランプリもあるから早速流行りそうですね。」
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以上でリセフェスタ後の対談・考察を終了したいと思います。
※この対談は8月2日の段階で終了していました。翌日8月3日には枝豆さんとプロレヴォ会場でお会いして大会後に飯をかわしてレポを上げる旨を伝えたら「なにを今更」って顔をされましたが実際の所を軽く聞いてきたので追記します。
枝豆さん曰く「やっぱり1ターン目に川澄舞が出なかったのがきつかった、1チャンスあったけど相手のプレイングが上手くて負けた」と言ってました。
今回のリセフェスタの結果は個人的に非常に感動しました。リセの販売システム上そのブロックのみでの構築は不可能に近くXX単はファンデッキの粋を出ませんでした。結果強いカードのみ使われ続ける環境になってしまい健全なゲームがしにくくなるからです。
それを見事打ち崩してくれたのが今回の優勝でした。
勿論ここまで仕上げて来たヒラタケさんの力量による部分が大きいですがリセの可能性がまだまだ有る事を示される内容にいたく感激しました。
これからもショップ店員として盛り上げて行きたいと思います。
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