世界選手権2011(モダン)Round 13:Matthias Hunt(Death Cloud) vs.Conley Woods(CounterCat)
世界選手権2011(モダン)Round 13:Matthias Hunt(Death Cloud) vs.Conley Woods(CounterCat)
世界選手権2011(モダン)Round 13:Matthias Hunt(Death Cloud) vs.Conley Woods(CounterCat)
Round 13:Calling Down The Lightning
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/worlds11/fm13

緑黒《死の雲/Death Cloud(DST)》 vs. 白緑青カウンターキャット(バント)

Game1
好スタートを切る為に、Huntはダイスで勝利して《樹上の村/Treetop Village(10E)》から始めた、一方、Woodsはライフを20→18に落としながら《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》からの《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》でスタートする。残念ながらWoodsは2枚目の土地が置けなかった、それでも、《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》を召喚するがコレは即座に《燻し/Smother(ONS)》される、しかもHuntは返しのターンに《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を追従させる。Woodsは(山札の上から)《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run(ISD)》を見つけ出し、2/2の《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》を召喚する。

Huntは《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M11)》を召喚しようと試みるも、Woodsの驚きのシークレットテクであるメイン《否認/Negate(MOR)》によって退けられてしまう。《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》はWoodsに《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》の召喚を許すも、《ショックランド》のせいでライフが13:16と差がついてしまっている。Huntは《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》で攻撃を仕掛け、Woodsを更に13→9にまで落とし込み、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》を召喚して自身を16→18まで引き戻す。Woodsは《地平線の梢/Horizon Canopy(FUT)》でライフを9→8にしながら《バントの魔除け/Bant Charm(ALA)》で《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》をどかし、《賛美》された《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》で7点を与える。

Huntは《破滅の刃/Doom Blade(M11)》で《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》を葬る、だが《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》で2度目の攻撃は仕掛けず、代わりに《樹上の村/Treetop Village(10E)》で攻める。しかしWoodsは《稲妻/Lightning Bolt(M11)》でこの3/3を地に叩き落とす。

Woodsは再度《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》で攻撃を仕掛ける、そして《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run(ISD)》の加護により、《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》と相打ちを果たし、Huntのライフを《天使トークン》によって11→7にまで落とし込む。Woodsが次のターン《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》+《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run(ISD)》で決めに来た時、Huntは《化膿/Putrefy(RAV)》で《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》を排除する。

上記のやりとりにより盤面が一度まっさらになる、Huntは2枚目の《樹上の村/Treetop Village(10E)》見つけ出すも、Woodsは再びコレを《稲妻/Lightning Bolt(M11)》で焼き焦がした後《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》を自身の盤面に追加する。Huntは《滅び/Damnation(PLC)》よって《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》の半身は取り除くも、Woodsの唱えたゲームを決定づける《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》(《稲妻/Lightning Bolt(M11)》をフラッシュバック)のアクションは止められなかった。

Matthias Hunt 0-1 Conley Woods

Hunt「《否認/Negate(MOR)》はイイネ!、メインデッキに採用してるとは思ってもみなかったよ。」

Huntは認めながらデッキをシャッフルして2game目に備える。

Game2
Huntは再び《樹上の村/Treetop Village(10E)》でゲームを開始する、そして次のターン《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CMD)》を追従させる。Woodsは1ターン目に何も唱えず、ただ《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》から《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》を持ってくるだけだった。彼は2ターン目になって《平地/Plains(M10)》を置いた後でも依然何も呪文を唱えない。Huntはアタックで1点与えて、1/2の《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を召喚、そして2枚目の《樹上の村/Treetop Village(10E)》をセットしてターンを返す。Woodsは3ターン目になってやっと最初の呪文となる《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》を唱える、《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》をアンタップ状態で置いた後だったので都合ライフを16→18に引き戻した。

Huntは《森/Forest(ISD)》を置いて、ターンを返す。4ターン目現在、彼はまだ《沼/Swamp(10E)》が戦場に無いのだ。Woodsは《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》で攻撃するが《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CMD)》が牧場に黒いマナを植える前の一仕事として、ブロックを果たす。Woodsはアタック後に3/3の《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》と、起動を待つ《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》をセットしてターンを返す。Huntは《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》で2点与える前に《叫び大口/Shriekmaw(CMD)》を召喚し《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》を屠り、《ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm(RAV)》をセットする。Woodsのライフは18→16に下がり、《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》を起動して16→15になる。

《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》がHuntを攻撃しライフを20→17へ、そしてWoodsは2枚目を召喚して自身のライフを15→17に戻す。Huntはアンタップ状態の方を《燻し/Smother(ONS)》て、Woodsのライフが17→19と回復させてしまうが、《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を3/4に成長させる。その後全軍でWoodsに攻撃を仕掛けライフを19→13にする。

でかい方の《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》が攻撃をしかけHuntのライフを17→14に落とす、そしてWoodsは何も唱えずターンを返す(起きている土地は《平地/Plains(ISD)》、《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》、《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》、《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》だ)。Huntが再度攻撃を仕掛けた時、Woodsは《バントの魔除け/Bant Charm(ALA)》で《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を除去り、ライフを13→10にする。Huntは《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CMD)》を召喚、これは次のターン《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》のアタックを受け止めた。

Huntは《樹上の村/Treetop Village(10E)》の内1枚を目覚めさせ、《叫び大口/Shriekmaw(CMD)》と共に攻撃を仕掛け、Woodsのライフを10→4にまで追いやる。

Woods「ターン終了時に、本体に《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》×2。」

とWoodsが告げ、二対の《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》をテーブルに叩きつける、これによりHuntのライフを14→8まで引き下げ、自身のライフを4→10まで引き上げた。Woodsは両方の《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》で攻撃をしかけるが、Huntはもう1枚の立ってる《樹上の村/Treetop Village(10E)》を起動し、小さい方の《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》を食べて、大きい方を《化膿/Putrefy(RAV)》した。Woodsのライフは10→12になり、第2メインで《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》を追加する。

ここで簡単にConley Woodsの今週末を振り返ってみよう。彼は非常にアグレッシブにプレイしていて、実際手札のカードを対戦相手に投げつけて勝利してきた。だが今朝の勝負はそうでもない、ここまで控えめで紳士的な大男の一面を見せている。昨夜は遅くまでモダンのテストプレイに明け暮れたのだろうか?それともまずい物でも食べたのだろうか?彼の火は減少し小さく燃える残り火なのだろうか?

いいや違う。Huntが自身のターンを終了した時、Woodsの手札が動いた、3枚目となる《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》をテーブルに叩きつけ、流れるようにアンタップし、《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》を唱え、墓地にある《稲妻/Lightning Bolt(M11)》をテーブルの真ん中に持ってきた。この一連の動作により、Huntは焼け死んだ。

Matthias Hunt 0-2 Conley Woods



訳注:2game目最後の《稲妻/Lightning Bolt(M11)》なんですが、それ以前のやりとりで撃ってないみたいなのでWoodsは手札に《稲妻/Lightning Bolt(M11)》と《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》を両方持ってたと考えられます。

原文では「throwing down a Snapcaster Mage, and flipping a Lightning Bolt out of his graveyard」となってるのでFlippingの部分がいわゆるフラッシュバックの表裏を指すかもしれません。

お互いのライフが目まぐるしく変わるので(減る一方ではなく何度も増えてる)自分でも読み辛かった。

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