ISDドラフト使用雑感6
2011年11月12日
主にここ→(http://burstontime.diarynote.jp/201111100649363876/)の反省。
・個別カード評価
《墓場の浄化/Purify the Grave(ISD)》
こいつを過小評価していた。実際この環境にフラッシュバックが存在しているとはいえ数自体はかなり少ないので機能しにくいのだ。また墓地から回収するカードはいくつか存在するが脅威となりうるカードが少なかった為ある程度無視できる存在だと思っていたからだ。(つまりレアケースを想定しててもしょうがない、当たったら負けとして割り切るぐらいの判断。)水曜日でイトウ(イケメンの方)さんに当たった時《空翔ける雪花石の天使/Angel of Flight Alabaster(ISD)》+《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born(ISD)》という悪夢のようなコンボを決められた。幸いにしてその試合は勝ったが墓地除去の重要性を改めて認識した。勿論これはレアケース中のレアケース(卓に2枚《空翔ける雪花石の天使/Angel of Flight Alabaster(ISD)》が出てて且つ1つのデッキに《空翔ける雪花石の天使/Angel of Flight Alabaster(ISD)》と《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born(ISD)》が同居している)なのでそう滅多に起きないだろうが…2game目以降サイドボードをする際に《墓場の浄化/Purify the Grave(ISD)》が有れば間違いなく入れていた。
そもそも《空翔ける雪花石の天使/Angel of Flight Alabaster(ISD)》は能力が無くても《大気の精霊/Air Elemental(M10)》なのでクリーチャー回収とかそんなの関係なくヤバイし、《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born(ISD)》もほぼ同様なので墓地対策の前にこいつら自身のサイズ対策をしなければいけないわけだが。
今回のドラフトで自分が《空翔ける雪花石の天使/Angel of Flight Alabaster(ISD)》を1-1で引いていたので卓にもう1枚出ているなんて事は想定していなかったし、そのせいで2パック目の残り4枚ぐらいで《墓場の浄化/Purify the Grave(ISD)》を取らなかった事が悔やまれる。まあ何故取らなかったかというと上家の耳さんが赤黒をやっていると思って《夜鳥の手中/Nightbird’s Clutches(ISD)》をカットしたっていうのが大きな理由なのだが。
次に仮に自分が白で比較的遅めの中~低速コントロールを組んでいた場合、今回のように遅い順目で《墓場の浄化/Purify the Grave(ISD)》が流れて来たとしても、自分のサイドボードカードを取りに行くのか、横にあるカードをカットするのか難しい所だが無視する事はせず必ず考慮にいれた上でピックしなければいけない。
見てもいない卓に出ている神話レアの可能性なんてくだらないレアケースを想定するんだったら今目の前に流れてきてるカードでデッキの可能性を模索した方が良いに決まってる。
《魔女封じの宝珠/Witchbane Orb(ISD)》
緑と白には《呪い》は存在しない。入れるとしたら青・黒・赤のグリクシスカラーの時だけ、これは相手の土地を見て条件反射的に判断できる材料だ。
《幽霊の憑依/Ghostly Possession(ISD)》
戦闘ダメージしか軽減できない。つまり《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voltaren(ISD)》の能力が止められない。
・カードの本質
カードの組み合わせというのは意図しないと効果を発揮しない場合があるしこの環境だとそれが特に顕著だ、《スカーブの大巨人/Skaab Goliath(ISD)》シリーズを使いたければ自身の山札をアクティブに削る《錯乱した助手/Deranged Assistant(ISD)》や《甲冑のスカーブ/Armored Skaab(ISD)》が欲しくなる。
上記の例はこの環境をしばらくやっていれば自ずと分かる事だが、マルチカラーのカードはそのキャスティングコストやレアリティが高い為滅多にお目にかからないせいでカードの本質が見えにくくなっている。
《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voltaren(ISD)》
赤黒のクリーチャーだがコイツは赤寄りのクリーチャーだ。第2の能力も勿論強力だが(環境唯一のコンマジ)どちらが重要かと言われれば第1のティム能力の方が重要な場面が多い。
分かりやすくする為にどちらか片方の能力を消してみると良い。
赤黒デッキで組むのがベストだが別に黒が薄くて赤が濃いデッキでも大丈夫だ。
赤緑の《沼/Swamp(10E)》×1+《隊商の夜番/Caravan Vigil(ISD)》を入れたデッキでも《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voltaren(ISD)》は十分活躍する。
《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born(ISD)》
青黒のクリーチャーだが青白寄りのクリーチャーだ。グリムグリンは能力の性質上《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born(ISD)》が出る前に一定量のクリーチャーが並んでいる必要がある。低コストが多い白はその役目を担いやすい。またコモンに相性の良いカードが多いのもポイントだ。《宿命の旅人/Doomed Traveler(ISD)》は能力を2回起動できるし、《村の鐘鳴らし/Village Bell-Ringer(ISD)》は生贄にせずアンタップ出来る、勿論《村の鐘鳴らし/Village Bell-Ringer(ISD)》自身も生け贄にできるので《宿命の旅人/Doomed Traveler(ISD)》とほぼ同様の働きをしてくれる。《スレイベンの歩哨/Thraben Sentry(ISD)》を変身させる事もできるし、アンコモンにまで手を伸ばせば《深夜の出没/Midnight Haunting(ISD)》《霊廟の護衛/Mausoleum Guard(ISD)》とトークンを作りだすカードも多い。レアとも相性が良く《空翔ける雪花石の天使/Angel of Flight Alabaster(ISD)》や《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》等が存在する。
青白でも他の色を1色だけ出すのはそう難しい事じゃない。《旅行者の護符/Traveler’s Amulet(ISD)》+《沼/Swamp(10E)》+《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto(ISD)》で十分だ。また敵対色デュアルランドはそこまで点数の高いカードではないので《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel(ISD)》も卓に出さえすれば確保できるだろう。
・個別カード評価
《墓場の浄化/Purify the Grave(ISD)》
こいつを過小評価していた。実際この環境にフラッシュバックが存在しているとはいえ数自体はかなり少ないので機能しにくいのだ。また墓地から回収するカードはいくつか存在するが脅威となりうるカードが少なかった為ある程度無視できる存在だと思っていたからだ。(つまりレアケースを想定しててもしょうがない、当たったら負けとして割り切るぐらいの判断。)水曜日でイトウ(イケメンの方)さんに当たった時《空翔ける雪花石の天使/Angel of Flight Alabaster(ISD)》+《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born(ISD)》という悪夢のようなコンボを決められた。幸いにしてその試合は勝ったが墓地除去の重要性を改めて認識した。勿論これはレアケース中のレアケース(卓に2枚《空翔ける雪花石の天使/Angel of Flight Alabaster(ISD)》が出てて且つ1つのデッキに《空翔ける雪花石の天使/Angel of Flight Alabaster(ISD)》と《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born(ISD)》が同居している)なのでそう滅多に起きないだろうが…2game目以降サイドボードをする際に《墓場の浄化/Purify the Grave(ISD)》が有れば間違いなく入れていた。
そもそも《空翔ける雪花石の天使/Angel of Flight Alabaster(ISD)》は能力が無くても《大気の精霊/Air Elemental(M10)》なのでクリーチャー回収とかそんなの関係なくヤバイし、《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born(ISD)》もほぼ同様なので墓地対策の前にこいつら自身のサイズ対策をしなければいけないわけだが。
今回のドラフトで自分が《空翔ける雪花石の天使/Angel of Flight Alabaster(ISD)》を1-1で引いていたので卓にもう1枚出ているなんて事は想定していなかったし、そのせいで2パック目の残り4枚ぐらいで《墓場の浄化/Purify the Grave(ISD)》を取らなかった事が悔やまれる。まあ何故取らなかったかというと上家の耳さんが赤黒をやっていると思って《夜鳥の手中/Nightbird’s Clutches(ISD)》をカットしたっていうのが大きな理由なのだが。
次に仮に自分が白で比較的遅めの中~低速コントロールを組んでいた場合、今回のように遅い順目で《墓場の浄化/Purify the Grave(ISD)》が流れて来たとしても、自分のサイドボードカードを取りに行くのか、横にあるカードをカットするのか難しい所だが無視する事はせず必ず考慮にいれた上でピックしなければいけない。
見てもいない卓に出ている神話レアの可能性なんてくだらないレアケースを想定するんだったら今目の前に流れてきてるカードでデッキの可能性を模索した方が良いに決まってる。
《魔女封じの宝珠/Witchbane Orb(ISD)》
緑と白には《呪い》は存在しない。入れるとしたら青・黒・赤のグリクシスカラーの時だけ、これは相手の土地を見て条件反射的に判断できる材料だ。
《幽霊の憑依/Ghostly Possession(ISD)》
戦闘ダメージしか軽減できない。つまり《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voltaren(ISD)》の能力が止められない。
・カードの本質
カードの組み合わせというのは意図しないと効果を発揮しない場合があるしこの環境だとそれが特に顕著だ、《スカーブの大巨人/Skaab Goliath(ISD)》シリーズを使いたければ自身の山札をアクティブに削る《錯乱した助手/Deranged Assistant(ISD)》や《甲冑のスカーブ/Armored Skaab(ISD)》が欲しくなる。
上記の例はこの環境をしばらくやっていれば自ずと分かる事だが、マルチカラーのカードはそのキャスティングコストやレアリティが高い為滅多にお目にかからないせいでカードの本質が見えにくくなっている。
《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voltaren(ISD)》
赤黒のクリーチャーだがコイツは赤寄りのクリーチャーだ。第2の能力も勿論強力だが(環境唯一のコンマジ)どちらが重要かと言われれば第1のティム能力の方が重要な場面が多い。
分かりやすくする為にどちらか片方の能力を消してみると良い。
A.《オリヴィア/Olivia(ISD)》4マナ3/3《飛行》
{1}{R}:他のクリーチャー1体を対象とする。オリヴィア・ヴォルダーレンはそれに1点のダメージを与える。そのクリーチャーは他のタイプに加えて吸血鬼になる。オリヴィア・ヴォルダーレンの上に+1/+1カウンターを1個置く。
B.《ヴォルダーレン/Voltaren(ISD)》4マナ3/3《飛行》Bの《ヴォルダーレン/Voltaren(ISD)》もスペックが及第点なので喜んでデッキに入れるだろう。だがボムか?と聞かれたらNOで赤黒の《月鷺/Moon Heron(ISD)》だねとしか答えられない。《吸血術士/Sangromancer(MBS)》が近いね。
{3}{B}{B}:吸血鬼1体を対象とする。あなたがオリヴィア・ヴォルダーレンをコントロールし続けているかぎり、それのコントロールを得る。
赤黒デッキで組むのがベストだが別に黒が薄くて赤が濃いデッキでも大丈夫だ。
赤緑の《沼/Swamp(10E)》×1+《隊商の夜番/Caravan Vigil(ISD)》を入れたデッキでも《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voltaren(ISD)》は十分活躍する。
《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born(ISD)》
青黒のクリーチャーだが青白寄りのクリーチャーだ。グリムグリンは能力の性質上《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born(ISD)》が出る前に一定量のクリーチャーが並んでいる必要がある。低コストが多い白はその役目を担いやすい。またコモンに相性の良いカードが多いのもポイントだ。《宿命の旅人/Doomed Traveler(ISD)》は能力を2回起動できるし、《村の鐘鳴らし/Village Bell-Ringer(ISD)》は生贄にせずアンタップ出来る、勿論《村の鐘鳴らし/Village Bell-Ringer(ISD)》自身も生け贄にできるので《宿命の旅人/Doomed Traveler(ISD)》とほぼ同様の働きをしてくれる。《スレイベンの歩哨/Thraben Sentry(ISD)》を変身させる事もできるし、アンコモンにまで手を伸ばせば《深夜の出没/Midnight Haunting(ISD)》《霊廟の護衛/Mausoleum Guard(ISD)》とトークンを作りだすカードも多い。レアとも相性が良く《空翔ける雪花石の天使/Angel of Flight Alabaster(ISD)》や《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》等が存在する。
青白でも他の色を1色だけ出すのはそう難しい事じゃない。《旅行者の護符/Traveler’s Amulet(ISD)》+《沼/Swamp(10E)》+《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto(ISD)》で十分だ。また敵対色デュアルランドはそこまで点数の高いカードではないので《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel(ISD)》も卓に出さえすれば確保できるだろう。
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